パリの地下鉄で作業が続いています。14号線、11号線、13号線に続き、今度は1号線がメンテナンス工事を行う番です。
RATPの ウェブサイトでは、「リヨン駅の軌道ユニットの更新」の一環として、昇天橋の間、1号線の 一部が閉鎖されることを発表しています。具体的には、5月17日(水)から5月21日(日)までの間、 シャトレ駅とナシオン駅の間で、地下鉄1号線の交通が遮断されることになります。RATPは、 「同線は、シャトレ駅とラ・デファンス駅間、ナション駅とヴァンセンヌ城駅間の両方向で通常運行を継続します」と述べています。
この 部分的な交通遮断の間、いくつかの駅が利用できなくなります。合計5つの駅が閉鎖されます:Hôtel de Ville、Saint-Paul、Bastille、Gare de LyonとReuilly-Diderot。また、パリの西側では、シャトレがラ・デファンスからの新しい臨時終着駅となる。東側では、ナシオンはヴァンセンヌ城からの臨時終着駅となります。
この5日間連続の部分閉鎖の間、RATPはラ・デファンス駅とナション駅を結ぶRER Aなどの 代替ルートを利用することを推奨しています。
パリを西から東へ、またはその逆へ移動するためのその他の方法は?メトロ5、8、11、14号線は、「接続するすべての駅への移動が可能です」とRATPは説明しています。
また、57番線、72番線、76番線、86番線など、いくつかの駅の近くをバスが通過します。同社は、57番線と72番線のバスが「この機会に強化される」と付け加えています。
また、オテル・ド・ビルの11番線と14番線、バスティーユの5番線、8番線、11番線、ルイ・ディドロの8番線、 リヨン駅のRER A線とD線など、1番線の閉鎖駅では他の地下鉄路線も引き続き利用可能です。
1号線は、5月22日(月)午前5時30分よりラ・デファンス~ヴァンセンヌ城間で通常運行に戻りますが、RATPは「2023年5月22日から24日まで、ルイ・ディドロ駅~リヨン駅間で一時速度制限(LTV)を実施し、列車の速度を落とす」と明言しています。