カペ」とは、11区でフィリピン料理レストラン「ボビ」をすでに経営しているジェシカとオーレリー・ヴェショ夫妻がオープンしたフィリピン・コーヒー・ショップの名前である。喧騒から離れ、世界各地の味を発見するのに最適な場所だ。月曜日と火曜日以外は毎日営業しており、コーヒーと エキゾチックな料理が好きな人には理想的なスポットだ。
到着すると、大きなテーブルが中央に置かれた広い部屋があり、その上にはカピスの花びら(真珠貝)に蓮の花をあしらった照明が置かれている。建築家デュオのMur.Murがデザインした内装は、生の素材と明るい色が調和している。大きな出窓のある空間は明るく、キッチンエリアと一体化している。
入ってすぐの小さなサービング・トレイには、この国の名物料理が並んでいる。
メニューは発見への招待状だ。ウベフォガト (アイスクリーム添え) やラテ・ウベといったシグネチャードリンクは、コーヒーとフィリピンを象徴する 紫色のヤムイモ、ウベをブレンドしたオリジナル作品だ。驚くほどカラフルなドリンクは、人工着色料を一切使用せず、完全にナチュラル。また、薬効で有名なマルンガイ(モリンガ)とグマメラ(ハイビスカス)を煎じたものもある。
フィリピン料理は、伝統と新しいアイデアを融合させたメニューでお召し上がりいただけます。ぜひお試しあれ:
タガログ語で「コーヒー」を意味するカペは、フィリピンの食の豊かさを知る窓だ。ジェシカとオーレリーは、伝統と現代性をミックスすることで、パリで発見できるユニークな体験を提供している。
今回の訪問では、看板メニューのラテ・ウベ・スミレを試した。オートミルクバージョンはココナッツとヤムイモの甘い香りがして、素晴らしい発見だった。フィリピンの典型的なパンデサル・ロールは必食で、香ばしいバージョンにはガーリックバター、甘いバージョンにはジャムが添えられている。
プトスもお見逃しなく。ココナッツ・ジャムのようなものがついてくる、かなり濃厚な蒸しパンだ。あまり冒険したくない人は、フィリピン名物のチョコレート・ブラウニーを試してみよう。ランチにはチキンや ベジタリアンの 肉まん、チキン、卵、生姜入りのお粥もおすすめだ。
カペは水曜から金曜は8時30分から16時まで、週末は9時から17時まで、11区のマルト通り17番地で営業している。東南アジアの味を、パリの中心で温かくくつろいだ雰囲気の中で味わいたい方にはお勧めの店だ。
開催日および開催時間
より 2024年1月12日
所在地
フィリピン・カペ・コーヒー・ショップ
17 Rue de Malte
75011 Paris 11
料金表
Boissons chaudes : €2 - €5
Sucré : €4 - €6
Salé : €9 - €10
推奨年齢
すべての