マダム・サルファティのブランチは、コメディアン、 ファリーのコメディ・クラブのブランチである。商業取引所のすぐ近くに位置するこのブランチは、非日常的な雰囲気の 中で、美味しい味のブレンドを味わうことができる。
2019年にオープンした「マダム・サルファティ」は、バー、レストラン、そして2階には写真撮影禁止の大きなスタンディング・ルームがある。コメディクラブ全体が芸術作品とされ、アーティストの タカオとダービーとのコラボレーションでJRにサインされた。ダイニングルームは落ち着いた照明で丁寧に装飾されている。天井には、何人ものコメディアンが輪になっているモノクロの写真が飾られ、 ユーモアの 世界に引き込まれる。
マダム・サルファティでは、定型はない。メニューには、食事に合う 温かい飲み物や冷たい飲み物がリーズナブルな価格で各種用意されている。料理は、セイボリー・プレートとスウィート・プレートから選ぶことができ、シェアしてもしなくてもいい。私たちはまず、セイボリー・プレートを3つシェアした。
メニューには西洋と東洋の味がミックスされている。マダム・サルファティのチーズナン添えチャクチュカは試す価値がある。チャクチュカは、唐辛子入りのトマトソースで炒めたピーマンの上にポーチドエッグをのせたもので、調理の最後に加える。風味のバランスが絶妙で、チーズナンと一緒に食べると、おいしくてほっとする一品になる。
カリカリのチキンとオニオンコンポート、ハイビスカスシロップが添えられたプランテン・パンケーキへ。お皿の上には、スパイシーなマヨネーズにつけられた大きなカリカリチキンが3枚。お皿の中央には、玉ねぎのコンポートとプランテーンがトッピングされたふわふわのパンケーキが山盛りで、驚くほど甘くておいしい。
クロワッサンとポーチドエッグ、スモークサーモン、チャイブクリームチーズ、アボカド、レッドオニオン、マンゴー、パッションフルーツ添えでセイボリー料理を締めくくろう。クロワッサンはあらかじめカットされており、中にサーモンと付け合せが、サイドにポーチドエッグが添えられている。マンゴーとパッションフルーツのエキゾチックな風味のグルメ・クロワッサン。
甘い方では、キウイ、マンゴー、パッションフルーツ、ハイビスカスのマスカルポーネとハイビスカスのクーリを添えたハイビスカスのブリオッシュ・ペルデュをシェアすることにした。ブリオッシュは柔らかく、ハイビスカスのマスカルポーネとよく調和している。フルーツがフレッシュさを加え、ボリュームのある食事の終わりにとても心地よい。デザート自体は非常に量が多く、ブリオッシュと2種類のパンケーキ(ピスタチオのパンケーキと バナナとチョコレートのパンケーキ )から選ぶことができる。
マダム・サルファティのブランチは、壮麗なダイニングルームで行われるだけでなく、目と舌を楽しませてくれる。料理は色彩と風味の爆発だ。メニューがなくても、セイボリーディッシュ、スイーツディッシュ、ドリンクを取れば、コストパフォーマンスは抜群だ。また行くのが待ちきれない!コメディークラブではブランチとショーのパッケージは提供していないので、チケットは別々に取る必要が ある。
マダム・サルファティのブランチは、パリ1 区のベルジェ通り49番地にある。
所在地
サルファティ夫人
49 Rue Berger
75001 Paris 1
アクセス
シャトレ・レ・ザール
公式サイト
www.madamesarfati.com
Instagramのページ
@madamesarfati_