一度や二度、十度通り過ぎるだけで、中で何が起こっているのか気に留めずに通り過ぎてしまうような、そんな 近所の住所のひとつだ。そうすることで、エキゾチックで 素敵な発見をする機会を逃してしまうのだ。サン・モール通りとジャン・ピエール・タンボー通りの交差点にあるアジア料理店「ルアンプラ」がそうだ。
この大きな 角の店は数ヶ月前に改装され、落ち着いた内装になり、 テーブルの間隔も広くなった。ルアンプラにはソーシャルネットワークがないため、私たちに残された解決策はただひとつ。
ルアンプラでは、タイ 料理とラオス料理という、長い国境を越えた2つの国の料理が楽しめる。メニューがすべてを物語っている。とても良い点だ。もうひとつの良い点は、値段がとても魅力的なことだ。ランチは前菜とメインが14ユーロか15ユーロ。夜は、選ぶ料理によって17ユーロ、20ユーロ、23ユーロとなる。
率直に言って、17ユーロのメニューの前菜とメインディッシュはどこにも負けない。私たちは毎回このメニューを選ぶ!お分かりのように、ルアンプラは私たちの小さな近所の食堂になっている。
レモングラスを使ったラオス風サラダ(ビーフ、チキン、シーフード、8~12ユーロ)、パパイヤのサラダ(8ユーロ)、海老のクンパオ(14ユーロ)、 レモングラスとココナッツのチキンスープ(10ユーロ)などだ。伝統的な料理には、もちろんラオスのビールが合う!
パッタイ(11ユーロ)、魚の丸ごと蒸し焼きやフライ(17ユーロ)、チキンやアヒルのソテー(13ユーロ)、ベジタリアン向けには、野菜入りパッタイや野菜カレーをベースにした17ユーロの前菜/料理メニューもある。おすすめの料理は?超サクサクのタイ風チキンエッグロール、サテーソースと自家製ココナッツミルクを添えたグリルチキンケバブ(8ユーロ)、自家製カレーを使ったココナッツミルク入りグリーンチキンカレー(13ユーロ)!
これらの料理はすべて17ユーロのメニューで提供されており、決して安売りされているわけではないことを証明している。唯一の欠点は、デザートがどのメニューにも含まれていないことで、バナナのフリッター(5ユーロ)、マンゴースティッキーライス(6ユーロ)、 タイ風ココナッツフラン(5ユーロ)など、どれも食欲をそそる悪魔的なものばかりだ。
でも大丈夫!ルアンプラは、近所のレストラン 、それも外見からはあまりそう見えないようなレストランに、思い切って足を踏み入れてみるべきだという証拠だ。この店のように、丁寧な サービスに裏打ちされた、 手頃な値段で美味しい店に巡り合えるかもしれない。