パリの知られざる宝を発見・再発見する絶好の機会です。毎年9月に開催されるこの文化イベントは、一般公開されていないモニュメントや美術館、史跡への扉を開くもの。9月21日、22日に開催される2024年版は、発見の連続となる。その中でも、グルネル通りにあるフォンテーヌ・デ・キャトルセゾンは、歴史的建造物やロココ様式を愛する人々に人気がある。
四季の泉水は、1739年から1745年にかけて建設された18世紀の傑作である。国王ルイ15世の依頼を受け、建築家エドム・ブシャルドンが設計したこの荘厳な噴水は、細かく彫刻された寓意的な人物に象徴される四季に捧げられている。高さ12メートルのこの噴水は、パリで最も堂々とした噴水の一つであり、バロック様式の装飾はロココ様式の完璧な例となっている。その美しさにもかかわらず、規模の割に水量が少ないということで長い間批判を浴びたが、啓蒙時代の芸術と都市計画の魅力的な証として残っている。
ヘリテージ・デイズ期間中に四季の泉を訪れれば、見過ごされがちな建築の宝石を鑑賞しながらパリの歴史に触れることができる。この噴水は、芸術と科学が一体となって街を美しくしていた時代の精神を体現している。この噴水を訪れれば、卓越した彫刻のディテールを間近で鑑賞し、18世紀のパリの雰囲気に浸ることができる。パリ7区の中心に位置するこの場所で、パリの歴史の一端を発見・再発見してみてはいかがでしょうか。
グルネル通りの象徴的なモニュメントであるケートル=セゾンの泉水は、2024年春の終わりに完了した根本的な修復を受けた。 1743年8月2日に引き渡されたこの泉水は、1862年以来、歴史的建造物に指定されている。通りの狭さにもかかわらず、意図的にモニュメント化された噴水は、エドム・ブシャルドン(1698-1762)が設計・制作した、パリ市と四季の自然のサイクルを祝う豊かな彫刻装飾の舞台となっています。
パリ市の学芸員が案内するガイド・ツアーで、その歴史と修復の舞台裏をご覧ください。 事前予約が必要です。 定員に限りがありますので、参加をご希望の方はお早めにお申し込みください。
開催日および開催時間
日 2024年9月22日
所在地
四季の泉
57 Rue de Grenelle
75007 Paris 7
アクセス
地下鉄12号線「ソルフェリーノ」駅
料金表
無料
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予約開始は9月2日。