アトリエ・マーラは パリで 中華料理を食べるならここ。辛い料理で有名な中国 南西部、四川省の名物料理だ。私たちも試しに行ってみたが、絶品で、望みどおりの辛さだった。9区、サン・ジョルジュと ピガールの 間にあるノートルダム・ド・ロレット通りへ。
木曜日の夕方、レストランは満席で活気に満ちている。大きな木製のテーブル、奥には素敵なバー、壁には半分フレスコ画、半分ストリートアートが描かれ、温かみのある雰囲気だ。
四川省はもちろん胡椒で有名だが、唐辛子、MA、LAもこの香り高くスパイシーな料理の基本食材であり、中国美食の宝石のひとつとして知られている。
豚肉と生姜を詰めたマラ・ラビオリと、ニンニクと生姜でマリネしたパクチーのイウ・チャイが特筆ものだ。
料理を注文すると、ガスパールはマイルド、ミディアム、ホットの3種類のスパイスの強さを選んでくれる。スパイス好きで味覚がやや敏感な人には、パスタにはミディアム、スープにはマイルドをお勧めする。ランミアン (四川山椒とピーナッツで味付けした豚ひき肉の麺)は美味しく、スアンカイミシェンブーフ(牛肉と白菜の漬物入りビーフン)も定番の一品だ。
もちろん、アトリエ・マーラでは 野菜も美味しく食べられる。実際、前菜は4~6ユーロ、メインディッシュは11~12ユーロと、すべてのメニューが食欲をそそるにもかかわらず、とてもお手頃価格だ。
アトリエ・マーラでは新鮮さと本物志向が合言葉だ。四川省の省都である成都に住む4人のパートナーの一人、ユアンは、レストラン 、地元のスパイスを直接仕入れている。また厨房では、小麦麺とラビオリは自家製で、毎回のサービス前に新鮮な生地を準備し、練っている。
ちなみに、アトリエ・マラはラ・ブリュイエール通りの小さなスペースからスタートし、その成功に支えられ、現在はノートルダム・ド・ロレット通り56番地に居を構えている。4人のパートナー、スタニスラス、クレマン、ユアン、ガスパールが牽引する偉大なサクセスストーリーである。
さあ、アトリエにこれらの名物料理を味わいに行こう。やみつきになること請け合いです!
開催日および開催時間
から 2019年3月11日 へ 2020年3月11日
所在地
アトリエ・マーラ
56 Rue Notre Dame de Lorette
75009 Paris 9
アクセス
メトロ:サン・ジョルジュ(12号線)またはピガール(2号線、12号線)
料金表
Pommes de terre à la Sichuanaise : €4
Raviolis Mala : €6
Ran Mian : €11
Suan Cai Mi Xian Boeuf : €12
公式サイト
ateliermala.fr