ルイ・アマンとロマン・モローは、ミシュランで二ツ星、三ツ星を獲得した「ル・ムーリス」、「ギー・サヴォワ」、「ル・グラン・ヴェフール」など、世界の一流レストランで経験を積み、10年前に「ル・ローラン」で出会い、5年間共に働いた。
この秋、2人は力を合わせ、モンソー公園とエリゼ宮の中間地点に、2人の姓を縮めた「モメン」という名の 初の共同レストランをオープンすることにした。二人のシェフを結びつけるものは何か?美味しくて美しい食材への限りない愛情だ。
ルイとロマンの気まぐれによって、 新鮮で季節感あふれる、悪魔のように楽しいビストロノミック料理が時間とともに変化する。
この種のレストランが少なかったオスマン大通りのコードを揺るがしたと言っても過言ではない。もちろん、値段は地元の雰囲気に合っているし、客層も間違ってはいない。しかし、モメンは 新しい料理シーズンのマスト・アドレスのひとつであり、今後も目が離せない。
ここでは、平飼いトマト、ブラータ、レタスのクーリ、ピーマンとバジルのピクルス(12ユーロ)と、柑橘類と生姜を添えたタコのセビーチェ(15ユーロ)、前菜のマエストリアが楽しめる;仔牛の 肩肉のコンフィ、コートジェットとエンドウ豆のフリカッセ、コートジェットのフリット、オレンジのハリッサと煮汁(26ユーロ)。
どこかで見たようなビストロノミーだと言われるかもしれないが、首都のこの地域では予想外の 温かいサービスに支えられ、見事な出来栄えだ。厳選された大小のフランス産ワインで乾杯しよう。
プラリネ・レモン・キャベツと自家製リボー・ミルク・アイスクリーム(12ユーロ)、ネクタリンとアプリコットを赤いベリー、バーベナ、カリカリ・アーモンドでリフレッシュしたもの(12ユーロ)など、デザートも間違いない。食事の端から端まで、無限の楽しみがある。