宗教的信仰、ブードゥー教の儀式、ゾンビという奇妙だが魅力的な姿の起源、 ハイチのルーツを振り返る展覧会 「ZOMBIS, la mort n'est pas une fin」(ゾンビス、死は終わりではない)と並行して、ケ・ブランリー美術館は シェフのジャン=ロニー・レリシュを カフェ・ジャックの厨房に招き、フロリアン・ダンネルシェフとともに、展覧会と呼応するカリブ海の土地への食の旅に出る。
カリブ海生まれの シェフ、ジャン=ロニー・レリシェは、伝統的なカリブ料理に現代的なテクニックを融合させることで、フランス料理界にその名を知らしめた。地元の食材を使った洗練された料理を披露するパリのレルシェ・レストランの指揮を執るシェフは、ブカナージュなどの先祖伝来の調理法からインスピレーションを得て、それを用いている。
今回の カリブ海メニューでは、2人のシェフがカリブ海、特にハイチの文化や料理に浸れるようなレシピを、好奇心旺盛な人々に提供することを心がけている。2024年10月8日から2025年2月16日まで、ジュムーのスープ、バナナ、ピクルス、グリオットのサラダ、サツマイモのフォンダン、パッションキャラメル添えなどが提供される。
その風味と色彩は、多くの人を旅へと誘うに違いない。儚いメニューは見逃せない!
ゾンビ:死は終わりではない?ケ・ブランリー美術館「生命のフロンティア」展
ケ・ブランリー美術館は、2024年10月8日から2025年2月16日まで開催される「ゾンビ:死は終わりではない(Zombis: la mort n'est pas une fin)」展で、私たちを生と死の謎に引き込む。 [続きを読む]
開催日および開催時間
から 2024年10月8日 へ 2025年2月16日
所在地
ケ・ブランリー ジャック・シラク美術館
37 Quai Jacques Chirac
75007 Paris 7
アクセス
地下鉄9号線「Iéna」駅 RER C線「Pont de l'Alma」駅
公式サイト
m.quaibranly.fr