リヨンの美食シーンにとっては悪いニュースだが、 リヨンの美食家にとっては良いニュースだ。ミシュランの星を獲得したレストラン「 ル・パス・タン」が12月14日にリヨン6区で閉店し、パリに移転する。韓国人シェフのイ・ヨンフンが2014年にオープンしたこの店は、2年後の2016年にミシュラン 1つ星を獲得した。
開店から10年、ル・パス・タンは同じ店名、同じコンセプト(フランス料理と韓国料理の融合)で パリにやってくる。リヨンにとどまる実際、 シェフのイ・ヨンフンはもっと大きな店を探したかったようだが、ガリアの首都で希少な宝石を見つけることができなかったため、彼のレストランは来年末、あるいは2026年の早い時期に首都で再オープンする予定だ 。
「パス・タンの冒険は終わりを告げ、レストランは12月14日をもって閉店いたします。10年間、私たちのチーム、生産者、職人たちとともに、美食への情熱を発見していただくためにお客様をお迎えすることを楽しんできました。リヨンでの素晴らしい年月を経て、私たちはパリで新たな章を刻む時が来ました。私たちが共に過ごしたすべての時間、そしてこれから訪れるすべての時間に感謝したいと思います」とシェフはレストランのウェブサイトに綴っている。
ル・パス・タンは移転によってミシュランの星を失う。ただ、すぐに星を取り戻すのだろうか?それは時間が経ってみないとわからない!