多くの人にとって、コーヒーは日常生活の燃料である。また、美食家にとっては、ワイン愛好家と同じように一杯一杯のコーヒーを楽しむ、本当に情熱的なものでもある。そう、コーヒーブレイクは神聖なものなのだ。だから、 パリやイル・ド・フランスのあちこちにコーヒー焙煎所やコーヒーショップができ、愛好家たちを喜ばせているのは当然のことなのだ。
そしてここに、コーヒーを情熱の問題にしている良い住所がある。パリ郊外、地下鉄ですぐのところにある パンタンで、お気に入りの飲み物に捧げられたカフェインの殿堂、アンバサの扉を押し開ける。1930年代に建てられたドームの下に広がる、歴史とモダンをつなぐ、生々しくすっきりとした内装。
この焙煎所を際立たせているトレーサビリティのアプローチに呼応するように、完全に透明化された店内には堂々としたカウンターがあり、選りすぐりのスペシャルティコーヒーが並べられている。店内に入るとすぐに、焙煎機がフル稼働しているのが見え、 コーヒー豆が麻袋から袋に詰められて販売されるまでの入念な工程を見ることができる。
落ち着いた雰囲気で、コーヒーブレイクはもちろん、リラックスしたコワーキングにも適している。世界各地の製法を紹介するアクセサリーやマシンも多数販売されており、まさにコーヒーのコンセプトショップだ。紅茶の種類も豊富だ!
その場で、さまざまな方法で提供される、丹念に作られたセレクションを味わうことができる。エスプレッソに関しても、この店では2種類のコーヒーを提供しており、1つはより同意的なもの、もう1つはより発見に重点を置いたもので、定期的にセレクションが変わる。また、カプチーノ、フラットホワイト、ラテマキアートといった必見のコーヒーもあれば、ケメックスのようなやさしい方法もあり、ここで選ばれたさまざまなコーヒーの微妙な香りをより感じ取ることができる。
Anbassaはまた、とても爽やかなエスプレッソ・トニックなど、常識にとらわれない驚きのドリンクで私たちを驚かせてくれるだろう。ジントニックのファンならもうお分かりだろうが、これはシンプルだが巧妙なレシピで、エスプレッソのショットをトニック(この場合はアーチボルドというフランスのクラフトソーダを使用。)エスプレッソの層の上に分厚い泡が立ち、その泡がトニックの上に浮かび、グラスが3層に分かれる。その結果、コーヒーとトニックの意外な相性の良さを示す、爽やかでグルメなドリンクが出来上がった。
コーヒーが毎日のベストフレンドなら、お気に入りの飲み物を分かち合い、楽しみながら、素晴らしい発見ができる情熱的な場所がここにある。
開催日および開催時間
から 2024年1月8日 へ 2027年12月31日
所在地
アンバサ
57 bis Rue Hoche
93500 Pantin
アクセス
メトロ・ホーチェ(5号線)
公式サイト
anbassa.fr