パリ西部の住民には白い狼として知られる「プチ・ヴィクトル・ユーゴー」は、16区ではちょっとした名物店だ。2019年夏から休業していたPVHは、知る人ぞ知る、ベルトラングループの指揮の下、2021年10月初旬に内装と メニューを一新して再オープンした。この店の改装を担当したのは、他でもない有名デザイナーのローラ・ゴンザレスだった。しかし彼女は、この伝説的なパリの住所をあまり変えないように、店の魂とファサードを維持することに気を配った。
2021年版ル・プティ・ヴィクトル・ユーゴーのドアをくぐると、何が待っているのだろう?世俗的でありながら非常にコンテンポラリーなネイビーのブラッスリーだ。天井の鏡がこの場所をさらに壮大にし、木紙のシャンデリア、キノコのランプ、壮大なピエール・フレイのカーペット、そして ローラ・ゴンザレス自身がデザインし、アトリエ・ローマが手がけたフレスコ画も忘れてはならない。 植物でいっぱいの記念碑的なバーは圧巻で、1階から俯瞰するのがベスト。要するに、70年代にインスパイアされたシックでカラフルな雰囲気が私たちを楽しませてくれる。
バーでは、バーテンダーの アデル・ファルドーが、オーガニックのフェア・キヌア・ウォッカにレッド・サンチョ・ベリー、梅酒原酒、オスコ・アロマティック・ヴェルジュス、クランベリー・ネクター、卵白を加えた美味しい 「PVH 」など、クラシックで独創的なカクテルの美味しいメニューを考案している。また、ジン、バニラ・リキュール、洋ナシ・ネクター、ピスタチオ・シロップ、ローズ・ウォーター、青シソで作った 「シソ・ジン」や、柑橘類の皮、フェア・キンカン・リキュール、ブルゴワン・ヴェルジュース、クランベリー・ネクター、ベルガモット・シロップ、セージで割ったウォッカ「サルヴィ 」もおすすめだ。
厨房では、シェフのサンドリーヌ・エステヴェスが、流通経路の短さ、季節感、調達に重点を置いたシーフードを使った料理を提供する。メニューには、必食のシーフード盛り合わせ(特製ジラルドーNo.3オイスター、特製ジョエル・デュプシュNo.3インペラトリスオイスター付き)、アイスランド産タラをベースにした フィッシュ&チップス、伝統的な ムール貝のフライなどがある。もちろん、すべてノルマンディー沿岸で毎朝獲れる超新鮮な食材を使用(小型トロール漁またはライン漁が好ましい)。
PHVでは、有名な グランヴィル産ツブ貝、タコのコロッケ、カリカリに焼いた海老、カニのアボカドとスモークパプリカ添え、絶品の マグロのフィンガー・タイ風ソース添え、定番だが今でも効果的なフランス産シャントレル茸のオーガニック卵添えなど、美味しい小皿料理も多数取り揃えている。
メインディッシュは、完璧に調理されたマグロと 燻製茄子のキャビアがおすすめ。ボリュームたっぷりで美味しく、とても新鮮!また、ガリシア風タコのアイオリと茹でたジャガイモ添えや、 海老、タコ、ムール貝、ゴカイの美味しい リングイネもいかがでしょう!
このように、PVHでは魚料理が自慢ですが、肉食の方には3種類の肉料理(牛肉のタルタル、アントルコート・ステーキ、仔牛のレバー)があるのでご安心を。それでもまだお腹が空いたら、アラカルトメニューにある8種類のデザート(チーズケーキ、プロフィトロール、ミルフィーユ、ババ・モヒートなど)を選んで。
また、陸にいながらにして快適なグルメクルーズを楽しめるよう、PVHのよく訓練されたスタッフが丁寧にケアしてくれる。これ以上望むものはないでしょう? プチ・ヴィクトル・ユーゴー号に乗船する準備はできていますか?
アルコールの乱用は健康に危険です。お酒はほどほどに。
開催日および開催時間
より 2023年1月1日
所在地
プチ・ヴィクトル・ユーゴー
143 Av. Victor Hugo
75116 Paris 16
料金表
Entrée - à partir de : €8
Dessert : €12
Cocktail signature : €14
Poisson - à partir de : €19
公式サイト
www.petitvictorhugo.fr
予約状況
www.petitvictorhugo.fr
01 83 26 00 01
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毎日午前8時から午前2時まで営業。