Passionné、Shiro、To、そしてAo Izakayaと、すでに私たちの舌を楽しませてくれているレストラン・ファミリーに、Sphèreが新たに加わった。地下鉄ミロメスニル駅から目と鼻の先、8区のボエティエ通りにあるこの新しい グルメ・レストランを発見しに行こう。
到着すると、メイン・ルームの両脇に異なるアルコーブがあり、大人数のグループにもカップルにも対応できるさまざまなエリアを備えた、美しく広々としたダイニング・ルームが印象的だ。建築家Anegilの設計による内装は、ピュアで禅を感じさせる。レトロでシックなデザイナーズ照明と、ゆったりとくつろげるベンチがお気に入り。スフェールでは、スペースに事欠くことはない。
厨房には日本人シェフの吉田哲也がいる。ミシュラン1つ星のLes Enfants Gâtésや2つ星のEsquisseなど、数々の名店で腕を振るってきた才能あふれる若手シェフだ。Canaillesで5年間腕をふるった後、この新しい場所で指揮を執り、彼の才能と繊細な料理を披露したいと願っている。
スフェールでは、吉田哲也が季節とともに進化する洗練されたフランス料理を提供する。アラカルトでは、4品、6品、プレステージのコースから選べるカルト・ブランシュ。ランチは前菜+メイン+デザートで48ユーロ(前菜+メイン、メイン+デザートは39ユーロ)。
グジェール・エメンタール、マドレーヌ・ケーキ・イベリコ・チョリソー添え、セロリアックとチップスの上にのせたサバのグリル、カリフラワーのピュレと魚卵を添えたパルメザン・ショートブレッド。
続いて真鯛の柑橘マリネ、サラダとフェンネルのピュレ添え、角切りにしたグレープフルーツとティムット・ペッパーのゼリー添え。
一方、私の相棒は、シャキシャキのフェンネルサラダとマスの卵を添えたとろけるようなサーモンのマリネに大喜び。
2皿目は鮟鱇の尾のロースト、ペンシル・リークとヘーゼルナッツ・バターのエスプーマ添え。
3皿目はシンメンタール牛のフィレ肉で、肉汁、甘い紫人参、クレソンのムースリーヌ、マッシュポテトが添えられている。とろけるようなおいしさだ。
もちろん、ソムリエが料理にぴったりのワインをアドバイスしてくれる。好奇心旺盛な人は、地下にある極上のワインセラーも覗いてみよう。一方、私の相棒は、アラカルト・メニューから芽キャベツとカボチャのムースリーヌ添えの高級フィレ・ド・カネットを楽しんでいる。
最後にデザートだ。サクサクのチュイル、クルミのキャラメリゼ、バニラアイスクリームのクネルを添えた美味しいチョコレートのクレムーがある。
つまり、モダンで居心地の良い新しいアドレスを発見し、小規模生産者の良質な食材を使った新鮮なグルメ料理を楽しみたいのなら、パリのグルメ・レストラン、スフェールに立ち寄ってみてはいかがだろう。
所在地
スフェール・レストラン パリ8区
18 Rue La Boétie
75008 Paris 8
料金表
Entrée + plat ou plat + dessert : €39
Entrée + plat + dessert : €48
Carte Blanche 4 services : €79
公式サイト
restaurantsphere.com
Instagramのページ
@sphere.restaurant.paris
予約状況
bookings.zenchef.com
01 89 43 24 86
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営業時間:火曜日~日曜日 12:00~14:30、19:00~22:30