パリの風景にいつも溶け込んでいるような場所がいくつかあるが、ブラッスリー「オー・ピエ・ド・コション」はそのひとつだ。サン・トゥスタッシュ教会のすぐ近く、レ・アールに1947年創業の「ピエ・ド・コション」は、伝統的なフランス料理が 味わえる。
昼でも夜でも、テラス席で太陽の光と近所の喧騒を楽しむこともできるし、店内でフレンドリーな雰囲気と気の利いたウェイターたちのバレエを楽しむこともできる。
*** ル・ピエ・ド・コションの大晦日2025パーティーの提案前菜
フランス産鴨レバーの霜降り、黒トリュフ風味 セロリ、フルーツチャツネ、トースト €25.50
オマール海老のビスク 軽いクリーム、チャービル €18.50
ル・プラトー・デ・フェット 3フィーヌ・ド・クレール n°3 牡蠣、ラングスティーヌ3尾 有機マダガスカル海老3尾、ウニ1尾 42ユーロ料理
牛フィレ肉のロッシーニ、ポートワインソース、黒トリュフ入りマッシュポテト 39ユーロ
帆立貝のロースト、黒トリュフ添え 季節の野菜添え 38ユーロ* * *
デザート
ビュッシュ・ド・ピエ・ド・コション(豚のトロッターの丸太)、ヴァニーユ・ブルボン、プラリネ €13.50***
Le Pied de Cochonは、24時間ノンストップで営業しているパリで最後のレストランのひとつである。夜更かしをする人、 夜遊びをする人、その他の夜更かしをする人たちにとって、映画館で映画を観た後、あるいはナイトクラブでワイルドな夜を過ごした後、真夜中に立ち寄って豚肉を貪ることが完全に可能な、良い住所である。
お察しの通り、ここでは豚が王様で、足から耳まで、そして尻尾も忘れずに、あらゆる形で提供される。焼き豚(22.50ユーロ)にフライドポテトとベアルネーズソースを添えたものと、 ペリグールディーヌ風(26.50ユーロ)の 詰め物にマッシュルームとポム・グルネイルのフリカッセを添えたものがある。皮をむいて、最後の一粒までしゃぶりつきたい。
豚肉店の守護聖人、 サン・アントワーヌの誘惑」(27ユーロ)では、一般的に美食家からは見向きもされないが、それにもかかわらずとてもエッチな、この美しい獣のすべての部位を味わうことができる:パン粉をまぶした尻尾、耳、鼻、足。
メゾン・モンタレのモリーユ、ジョエル・ロブションのようにバター風味のマッシュポテトを添えて。
ソーセージやハムなどの 肉片も、たっぷりと盛り付けられた板状の前菜としてかじることができる。豚のコロッケ(11ユーロ)は、肉の脂身を相殺する昔ながらの軽いマスタードソースに好きなだけつけて食べるのだが、これが絶妙に病みつきになる。
もちろん、「ピエ・ド・コション」ではコショネイユ以外にも、シーフードの盛り合わせ、ムール貝(オルタンス風ムール・コションが目を引いた)、パセリ風味の肉厚なカエルの足(19.50ユーロ)、そしてオニオン・グラタン(9.50ユーロ)を筆頭とする伝統的なビストロの前菜を提供している。骨髄(14€)は、カタツムリのフリカッセのガーリック・クリーム煮がトッピングされ、その堂々とした威圧的な大きさから恐竜のものかと思わせる。
当然ながら、この 王様のようなごちそうには赤ワインか白ワインが欠かせない。手頃な値段の ピエ・ド・コションのキュヴェで十分だし、ワインリストには自然派ワインも多数ある。冒険好きな人なら、ピエ・ド・コション名物のヴァシュラン(11ユーロ)に舌鼓を打つだろうが、私たちは、あまりにたっぷりと盛られた 料理に食欲不振に陥る寸前で、甘いものの前にギブアップした。しかし、この伝説的なパリの住所でのランチに完璧に満足し、私たちは店を後にした。
開催日および開催時間
より 2024年12月17日
所在地
オー・ピエ・ド・コション
6 Rue Coquillière
75001 Paris 1
料金表
Formule Pied de Cochon Entrée + Plat ou Plat + Dessert : €19.9
公式サイト
www.pieddecochon.com