カフェ・ポエットが4月5日にオープンした。フランスの美食だけ でなく、 芸術や文化を讃えることに熱心なロマンとセリアのデュオによって作られた。アーティスティックなビストロとして、ランチ、ディナー、アペリティフ、ブランチなど、時代を超越した空間を作りたかったのだ。
店内にはボヘミアン・テイストの 可愛らしいテラスがあり、晴れた日には最適。店内には、ロマンとセリア夫妻がアンティークな装飾品や小物、本棚、居心地の良いバンケットなどを配し、アーティスティックな雰囲気を作り出している。2階の部屋はアーティストのアトリエの ようだ。
心地よく席に着くと、ウェイターがその時々のおすすめを提供し、追加情報を教えてくれる。メニューはランチ、ディナー、ブランチで異なるが、メイン・コースは同じ。前菜、メイン、デザートはフランス料理から選べ、イタリア料理もある。前菜には、真鯛のタルタルにアボカドのピュレを添えたものや、スイカとバジルを添えたとてもフレッシュなガスパチョなどがある。アランチーニや サン・ダニエーレ( イタリア産生ハムの 一皿)といったイタリア料理の前菜もある。
メインディッシュは、ベジタリアンメニューも含め、豊富なメニューから選べる。赤身肉が好きなら、肉屋のカット肉のペッパーソースがけがいい。サイドディッシュはお好み次第だが、自家製のラタトゥイユがおすすめ。また、5種類のスパイスとレモンでマリネしたチキンのパイヤールも試したが、とても柔らかく、味付けもしっかりしていた。
デザートは、今回も豊富なメニューから選べる。軽めのデザートなら、赤いフルーツと生クリームを選ぶこともできるが、甘いものが好きな人には、ティラミスやドゥルセ・デ・レチェ入りの チョコレート・ケーキがふさわしい。
カフェ・ポエットは 、ランチタイムに外の通りの喧騒を離れて一息つくのに最適な場所であり、逆に、地元の通りが空っぽになる夕方には、和やかなひとときを楽しむことができる。
パリ8 区のボエティ通り98番地にあるアーティスティックなビストロ。
開催日および開催時間
から 2024年6月3日 へ 2027年12月31日
所在地
カフェ・ポエット
98 Rue La Boétie
75008 Paris 8
公式サイト
cafepoete.fr
予約状況
cafepoete.fr