普通のバーベキューのように肉を焼くのではなく、アルゼンチンの炭、ケブラホ・ブランコで 焼く。「アルゼンチンでは、肉を炎で焼くことは不可能なんだ」と、サンタ・カルネの創業者2人のうちの1人で、シェフのフレッド・ポンスは説明する。アルゼンチン生まれのフランス人である彼は、同じくアルゼンチン出身のロレーナ・ロホとチームを組み、ラテン系の人々にアルゼンチンの伝統料理を思い起こさせるような「フレンチのテイストを加えつつ」この店を立ち上げたのだと、2人のパートナーは言う。
レストランの名物?アルゼンチンの牧場で飼育された牛の肉は、牧草だけを食べさせ、鮮度を保っている。メニューには、 モシージャス(黒いプディング)、 ブエノスアイレスと同じ仔牛のグリルライスのレシピ、ほうれん草、チーズ、チキンを詰めた自家製 エンパナーダ (香ばしいターンオーバー)、自家製セビーチェなどがある。
ロモ(牛ヒレ肉)、 リブアイ・ステーキ、リブアイ・ステーキ、ラム肉、鶏肉、パタゴニア産エビの串焼きなど、メインディッシュには 上質な肉が用意され、 グリル野菜、 自家製サツマイモのピュレ、または ジャガイモのペースト焼き(これも自家製)、3種のソース(ロックフォール、チポトレ、チミチュリ)が添えられる。メニューには、1人前600グラムもある肉片もあり、 ボリューム満点だ。サイドディッシュやソースを含め、一品に25ユーロから78ユーロを見込んでほしい。
アルゼンチン、フランス、メキシコ、そしてイタリアの影響をブレンドしたサンタ・カルネの料理は、すべて自家製。カクテルメニューは、メスカル(サボテンから作られるスモーキーな風味の蒸留酒)、 南米産のラム、チリペッパー、トロピカルフルーツなど、伝統的な強い蒸留酒が中心だ。ワインリストも同様で、ロレーナによってセレクトされたチリとアルゼンチンのトップワインが並ぶ。
創業者2人が望んだ通り、ここのチームは全員スペイン語を話し、100%ラテン系で構成されたチームを採用した。さらに、アルゼンチン人の評判に違わぬ、アットホームな歓迎ぶりだ。
バニラアイスにウィスキーとドゥルセ・デ・レチェをブレンドした 、アルゼンチンで食べるような「ドン・ペドロ 」、チョコレートクリームを完璧なまでに煮込んだエンパナーダ「ブラック・オーガズム」、マテ茶、ドゥルセ・デ・レチェ、コロール入りの自家製アイスクリームなどだ!
キャンドルやお花が飾られ、ロマンティックなデートにぴったり 。そして、細部にまで目が行き届いている。「肉はいつも男たちよ "と説明するロレーナは、インテリア・デザインの全責任を負い(いくつかの作品は自分で作った!)、"よりフェミニンなコンセプトで、誰もが来て食べたくなるようなレストランを提供したかった"。特別な日、ロマンチックな食事、そして何よりも(とても)美味しい料理が好きな方には、 11区にあるこの 素晴らしい場所はお勧めできない!
開催日および開催時間
から 2024年7月17日 へ 2027年12月31日
所在地
サンタ・カルネ
3 boulevard Richard-Lenoir
75011 Paris 11
アクセス
地下鉄バスティーユ駅
料金表
Desserts : €9 - €12
Entrées : €10 - €18
Cocktails : €11 - €14
Viandes (plats) : €25 - €78
公式サイト
santacarne.com
詳細はこちら
レストランは毎日夜7時から11時(週末は11時半)まで営業している。