パリでは、カクテル 愛好家にとって、ユニークな ミクソロジー体験を提供するために、創造性とテクニックの限界を常に押し広げている、珍しい場所には事欠かない。そして今、この首都のまったく新しいスポットが、私たちに興味深いコンセプトを提供する番だ。パリ11区にある「ハニー・ムーン」だ。
居心地の良さとトレンディさを併せ持つ内装は、ディスコ時代にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気。建築家ジュリエット・ルーベルが設計したバーのインテリアは、現代のポストモダニズムに触発され、独創的な形と芸術的なモチーフを、銅、酸化した緑、紫の色合いと混ぜ合わせ、色とりどりのネオンも忘れていない。バーカウンターの後ろには、通常のボトルの列の代わりに多数のタップが並んでいる。しかし、ここはビアバーではない。それが 「ハニー・ムーン」の素晴らしい コンセプト、生カクテルなのだ。
なるほど、斬新だが、なぜカクテルを生で?それは、熟成の過程をミクソロジーのために最大限に活用するためだ。つまり、創造性と科学的ノウハウが交差しているのだ。レシピはその都度修正され、綿密なカーボネーションと熟成が施される。そして、せっかちな私たちにとって、 生カクテルを提供するバーがより速いサービスを提供するべきだということに気づかないはずがない。
試飲できた生カクテル。セックス・オン・ザ・ビーチ、マルガリータ、ピニャ・コラーダ、モヒート...。しかし、これらのカクテルは普通のバーにあるものより数段上だ。ここでは、それぞれのカクテルが、より革新的な味を提供するために、細心の注意を払って作り直されている!
泡や酸味、あるいはその両方を加えることで、カクテルにひねりを加えるのがこの店の特徴だ。実際、カクテル・メニューはこのようにデザインされている:泡/柑橘類、泡/柑橘類なし、泡/柑橘類なし、泡 / 柑橘類なし。その結果、驚くような味わいのカクテルが揃い、口当たりもいい。特筆すべきはモヒートで、これまで発見した中で最も美味しく、家庭で作ったり、普通のバーで楽しむものより数段優れている。また、フィノ・コラーダ(ピニャ・コラーダの再来)や、生ワインのワインリストも気に入っている。
これらの生カクテルのおかげで、バーテンダーは客とおしゃべりする時間を取ることができる。
あとは自分で確かめるしかない!
開催日および開催時間
から 2023年10月24日 へ 2027年12月31日
所在地
ハニー・ムーン
15 Rue Saint Sabin
75011 Paris 11
アクセス
地下鉄バスティーユ線(1、5、8番線)