パリ5区にある伝説的なムフェタール地区の名声を回復すること、それが ステファヌ・オフナーと トニー・アルバレス・パラージュが OTTOをオープンする際に掲げた目標である。この目標を達成するために、2人の幼なじみは有名なシェフ、エリック・トロションと手を組んだ。美食家なら、彼のことはよくご存知だろう。ル・ソルスティス』や『Meilleur Ouvrier de France』でミシュランの星を獲得したシェフ、エリック・トロションはこの挑戦を引き受け、デュオをトリオに変身させた。グルメでありながら人間味のある 新しい住所を提供してくれる、楽しいチームだ。カサ・ペペの後を継いで、彼らは フレンドリーかつリラックスした空間を作り出した。
美食家の目を魅了するため、OTTOはオープンで中央のキッチンを公開した。居酒屋の伝統からインスピレーションを得たカウンター席からは、シェフが料理を作る様子を垣間見ることができる。
そして、ここからが皿の出番だ。OTTOでは、日本をこよなく愛するシェフ、エリック・ トロションが自由な発想で、 直感とその瞬間に基づいた料理を提供する。
シェアする小皿料理がコンセプトのOTTOは、奔放で落ち着いた雰囲気と、Ich&Karによるアートディレクション、そして両手で拍手を送りたくなるような行き届いたサービスが自慢だ。
その夜、シェフはカボチャの蜂蜜焼き、シイタケのごま油焼き、カラスミのガーリックバター焼き、豚のケバブ、ハリッサ、ロケット、フロマージュ・フレ添えを想像していた。
私たちは、おいしいカリフラワークリームの上に繊細に置かれた色とりどりの カリフラワーのセムリーヌに夢中になった。きめ細かく新鮮なこの料理は、一口目から私たちを魅了した。
備長炭で焼いた絶品のサバでも同じ味を体験した。この日本の炭は、焼き加減を完璧にコントロールできる。最高の味を引き出すために、シェフはレモンを添えてくれた。備長炭を使ったもう一つのメニューは?チミチュリソースを添えた絶品 ビーフオングレ。
その他、とろけるようなイカのグリルと、パリパリのセロリとヘーゼルナッツのフリッターもお気に入りで、どちらも完璧な味付けだ。
フィッシュ・ノー・チップスも忘れてはならない。フィッシュ&チップスをチップス抜きで再現したものだが、きめ細かくサクサクしたパン粉の食感が際立っている。すべて爆発的な黒カレーソースでいただく。
エリック・トロション・シェフは毎晩、1つか2つの特別料理を考案する。この夜は、野ウサギのア・ラ・ロワイヤルにマッシュしたセロリとロワイヤルソースが添えられている。美味で完璧なバランスの一皿は、印象に残るに違いない!
このコンセプトの一番の魅力は?いつでも新しい料理を注文できること。温かい料理、冷たい料理、前菜、メインディッシュ......といった上下関係はない。自分の欲望に従って頼めばいいのだ。
一口ずつ味わうことができるバイエルン産ペッパートム。
これらの美味しい料理に合わせて、OTTOは120種類近くのワインを揃えている。厳選されたこれらのワイン(ヴァン・ドートゥール、ヴァン・ナチュール、ビオディナミ・ワイン)は、テロワールに敬意を表し、料理と調和します。また、気の利いた飲み物がお好きな方には、デザートにぴったりのカクテルもご用意しています。
デザートに関しては、ここでも食欲をそそる2つの料理がある。一方はトンカ豆とフルール・ド・セル入りの素晴らしいチョコレートケーキ、もう一方はキャラメルをトッピングしたボリュームたっぷりの ライスプディングだ。滑らかで、絹のようで、とても心地よい!
このような資産を持ってすれば、OTTOはすぐに多くの美食家の本拠地となり、5区の見逃せない住所となることは間違いない。
開催日および開催時間
より 2022年11月24日
所在地
OTTO by エリック・トロション
5 Rue Mouffetard
75005 Paris 5
料金表
Dessert : €7 - €9
Assiette : €9 - €15
公式サイト
www.otto-paris.com