レストラン・ソニアは、店の正面を見るやいなや、あなたをモロッコへの旅へと誘う。ヴィリエ通り115番地にある小さな オアシスでは、本格的で心のこもったオリエンタル料理が味わえる。2人のシェフ、 ステファン・ルマルシャン(Stéphane Lemarchand)とファテマ・ハル(Fatéma Hal )は、美食への情熱を分かち合える場所を作り上げた。
このレストランをデザインしたのは、インテリア 建築家の ジョルダン・アリヴェッツが 率いるアートディレクション会社、ノトワール・エージェンシー。この建築家は、エレガントな内装を保ちつつ、暖色系で温かみのある雰囲気を作ることにした。赤と白の可愛らしいバンケットか、座り心地の良いお揃いのアームチェアに座って、メニューを選ぶことができる。天気の良い日には、小さなテラス席もご利用いただけます。
前菜は、自家製フムス、ファラフェル、自家製ザジキなど数種類から選んでシェアできる。いろいろな前菜を試せるように、私たちはケミア・プレートを選んでシェアした。このプレートには、フェルフラ・メチュイア(トマトとニンニクを混ぜたピーマンのグリル)、ザールーク(モロッコ風茄子のキャビア)、ザジキ、ファラフェル、フムスが含まれている。このプレートは2~3人でシェアするのに最適で、いろいろな味を試すことができる。
そしてメインディッシュへ。メニューには、有名な肉屋ユーゴ・デノワイエの 肉を使った料理が並ぶ。ベジタリアンや魚料理もある。私たちは有名なクスクス料理からラムのケバブ・クスクスと 新鮮なスズキのタジンを選んだ。他にも、スズキの切り身のグリルやタコのグリルなど、ランチとしては少し軽めのメニューを選ぶこともできる。このレストランでは、前菜/メイン、メイン/デザートのメニューがあり、ランチは29ユーロ、 3種類とも 35ユーロとなっている。
クスクスは軽いセモリナから成り、そこに口の中でとろける柔らかい野菜とソースが加わる。ラム肉は少し脂身が多いが、とても柔らかく絶品だ。クスクスにひよこ豆、ブドウ、ハリッサを少々加えたら、もう最高だ。新鮮なスズキのタジンは美味で、完璧に調理された野菜が添えられている。
そして、チョコレートフォンダン、ガゼルの角、オレンジのサラダからなるグルメティーのデザートへと続く。店員の一人が、カップから数センチ離れた目の前で紅茶をサーブしてくれる。デザートにはつる桃のシャーベットが添えられており、食事の締めくくりにぴったりだ。
ソニア・レストランの環境と味わいは、ランチタイムに東洋料理を楽しむだけでなく、友人や家族とのロマンチックなディナーにも 最適です。
ソニアは パリ17 区の115 avenue de Villiersにある。
所在地
レストラン・ソニア
115 avenue de villiers
75017 Paris 17
公式サイト
sonia-restaurant.com
Instagramのページ
@sonia.restaurant