アラン・デュカスと ロマン・メデールの指導の下にオープンしたレストラン「サピド」が、土曜と 日曜の11時から15時まで、新しい(そして初めての)ブランチを発表する。ブランチはもちろん、この 10区にある レストランの通常メニューを踏襲したもので、上記の2人のシェフが考案したナチュラル・コンセプトに則り、年間を通して、できるだけペスコ・ベジタリアンで 地元の食材を使った料理を提供している。
ブランチは、2種類の植物性メニューから選ぶことができる。1つ目の「カプシーヌ」(35ユーロ)は、セイボリーまたはスイーツプレート、ホットドリンク、セイボリー&スイーツビュッフェ(コールドドリンク付)。2つ目のAubépine(45ユーロ)は、セイボリーまたはスイーツプレート2枚、ホットドリンク、カクテル(またはモクテル)、セイボリー&スイーツビュッフェとコールドドリンクが同じ内容。
冷たい肉料理やベーコン入り卵料理はなく、植物性食品のビュッフェである。私たちから見ると、ビュッフェはかなり貧弱で、セイボリータルト(ビーツとニンジン入り)が1つ、スイートタルト(リンゴ入り)が1つ、ミューズリー入りフロマージュブラン、オレンジとキウイが少々、かなり定番のコールドサラダが2つ(1つは白キャベツ入り、もう1つはレンズ豆入り)、自家製マーマレードをトッピングしたシュガーコートブリオッシュがあるだけだった。
一方、コールドドリンクは、本日のモクテルと同様、よりオリジナルなもの(ハーブジュース、ケフィア、ビサップ)。エスプレッソや紅茶よりも伝統的でないホットドリンク(チャイラテ、ホットチョコレート)は、 ブランチメニューに1~2ユーロで追加できる。
甘いものとしょっぱいものでは、半熟卵とほうれん草をトッピングした フレンチトースト、野菜と卵とピクルスのパン、軽いチョコレートムース(もちろんマニュファクチュール・ドゥ・ショコラ・アラン・デュカスのもの!)、ドライフルーツと柑橘類のコンポートを添えたキヌアとチアシードのプレートを選ぶ。楽しいが、風味と味付けが足りない。
自然というコンセプトに魅力を感じるなら、この 地球に優しいブランチはあなたのためのものだ。一方、パンタグリュエル的なブランチが好きな人なら、パリにはもっと好みに合った店が他にある!