1998年、ヴィルジニーはデンフェール・ロシュローの近くに小さな地元のビストロ、レストラン「ア・ミ・シュマン」を開いた。2000年、チュニジアから ノルディーヌ・ラビアドがやってきた。彼は料理人ではなかったが、レストラン「ヴィルジニーの店」の広告に答え、コミとして雇われた。16年後、ノルディーヌはヴィルジニーのレストランのシェフとなり、結婚して2人の子供がいる。
「チュニジアの浜辺で友人たちとフランスのラジオ局を聴こうとしていた頃、すでにチーズとフォアグラの夢を抱いていた。 今日、レストランの新しいシェフは、幼い頃の味と故郷の味を融合させることに喜びを感じている。フォアグラの クミン風味、仔牛の腎臓の スターアニス風味、豚の頬肉の タジンなど。「クスクスを作ってと言われても、うまく受け入れられなかった。でも、伝統的なフランス料理に少しずつ自分のスパイスを加えるようになった。
彼らがクスクスを欲しがったので、豚肉を入れてみたんです(笑)」ダイニングルームの壁の一面には、祖父との16年間の思い出が詰まった写真が飾られている。アンジュー出身の彼女は、ワイン、特に自然派ワインに情熱を注いでいる。いつもの好みに従うのではなく、導かれるままに。メカジキの燻製に シャンパンを合わせたり、"ラ・シュレット "と呼ばれる 黒ビールを、食事の最後にコンテと サレールのチーズと一緒に楽しんだり。
ア・ミ・シュマンの料理は、ノルディーヌとヴィルジニーの出会いを反映している。この物語は、先月出版されたレシピ本『Paris-Tunis la cuisine de Nordine Labiadh』でもご覧いただけます。
開催日および開催時間
より 2024年12月17日
所在地
ア・ミ・シュマン
31, rue Boulard
75014 Paris 14
料金表
desserts : €9
entrées : €12
dejeuner plat - dessert : €22
plats : €23
entrée - plat - dessert : €36