黄金の三角地帯にある5つ星ホテル、サン・レジスは、水曜から土曜の夕方まで、 パリジャンや観光客をベル・エポックの華麗な世界に誘う「ル・グラン・ダイナー」を開催している。
歴史に彩られた壁の間のカーペット敷きの床、壁に掛けられた絵画に目を奪われながら、豪華な装飾が施されたダイニングルームの席に着く。
サン・レジスの共同経営者でありオーナーでもあるゼイナとサラのジョルジュ姉妹は、フランスのガストロノミーをその寛大さとエレガンスのすべてにおいて際立たせる、 この世のものとは思えないようなこの体験を思いついた。
ベル・エポック時代の盛大なレセプション、特に1867年の万国博覧会中にパリのカフェ・アングレで開かれた「3人の皇帝の晩餐会」にヒントを得た 「ル・グラン・ダイナー」は、家族や友人に囲まれた数人のための晩餐会である。
ロブスター、ラム、シャンパン、キャビアなど、フランスの最高級の職人や生産者の特別な製品をフィーチャーし、 シェアする料理はテーブルの中央に並べられ、分かち合い、和気あいあいとした雰囲気に包まれる。
オテル・ジョルジュ5世で2ツ星シェフ、ダヴィッド・ビゼのもとで修業を積んだ シェフ、ミケーレ・ファンシューロの手によるこのメニューは、1人125ユーロ(ワインと料理のペアリングを付けると1人235ユーロ) 。
ル・グラン・ダイナーのメニューは、最高級の食材を提供するだけでなく、偉大なフランス料理のレシピにスポットライトを当て、特にジュースやソースに注意を払っている。
都会の喧騒から遠く離れた ル・グラン・ダイナーは、まるで時間が止まったような ひとときを過ごすことができる。金色に輝く型にはめられた店構えから、堅苦しい雰囲気を想像するかもしれないが、そんなことはない。ここでは、気さくで寛大な雰囲気の中でシックを楽しむことができる。
あとは写真で!
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カボチャの種と栗入りカボチャのスープ
ロブスターの炎焼き 春のマヨネーズ添え ポテトのペイストリードレス添え
スズキの切り身、イタリア風パセリ、ナントバター フランス風ニンジンのピュレ
シャンパンとキャビアのアイスクリーム
仔羊のグリーンドレス煮、ジュースを添えて オイスターマッシュルームのバターソテー、若芽のサラダ 添え
ウィーン風チョコレートケーキ、ホイップクリーム、ヨーグルトとザクロのシャーベット
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所在地
ホテル・サン・レジス
12 Rue Jean Goujon
75008 Paris 8
アクセス
フランクリン・ルーズベルト
料金表
Accords mets et vins : €110
Menu : €125
公式サイト
www.hotel-sanregis.fr