アジアの味を愛する人々にとって首都で最も魅力的な地区である サン・タンヌ通りから目と鼻の先に、韓国農業食糧農村部から 2024年に海外で最も優れた韓国料理レストランに贈られる賞を受賞した伝統的な 韓国料理レストラン、サム・シックがある。基礎は固まった。
韓国の典型的な木造レストランの 外観と雰囲気、そして大衆食堂の 暖かくも騒々しい雰囲気を持つ Sam Chicは、何か新しく、何か違うものを発見する誘いである。
いずれにせよ、韓国人レストラン経営者の娘であるラクール・ウンオクは、彼女の他のレストラン『サム・サン』や『サム・ブン』と同様、 韓国人シェフが心を込めて調理した 質の高い食材を中心に、母国の文化を 紹介するこのレストランを思いついた。
テーブルの中央に置かれた 鉄板の上で肉を焼くことは、分かち合いと団欒の象徴である。サム・シックでは、上質の肉を必要なだけ長時間漬け込み、テーブルの上でレストラン・チームの手を借りながら(あるいは、嫌なら手伝わずに)直接焼く。
牛肉、 豚ロースのマリネ(21ユーロ)、 骨なし鶏もも肉のマリネ(21ユーロ)、どれも驚くほど柔らかく、 伝統的なバンチャン(野菜のマリネ、漬物、キムチなどの小皿料理)がついてくる。 ハラルメニューも用意されている。
しかしその前に、程よい辛さの キムチ入り韓国風クレープ(14ユーロ)や、 エビフライに少し辛めの甘酸っぱいソースをかけたセウカンプンギ(6個入り18ユーロ)などの前菜を試してみてはいかがだろう。
サム・シックはボリューム満点で、予算は手ごろ。ランチは、前菜+プルコギが14ユーロ、前菜+ユッケジャン(牛肉とネギのピリ辛煮込み)または前菜+ビビンバが15ユーロ、前菜+バーベキューが16ユーロ。 シンプルだが心安らぐ、冬にぴったりのレストランだ。