地下鉄ピガール駅から目と鼻の先にある、フランス南西部の小さな食料品店とチーズ店をご紹介しよう。そう、首都で、そして私たちのお皿の上で、少し太陽の光を浴びても損はないのだ!
フレスコレと呼ばれるこの店は、ジャン・チミサナスとハドリアン・セネガスという2人の友人によって数年前にオープンした。
チーズに関しては、主役は山羊のチーズで、 家族ぐるみの付き合いをしている。すべてハドリアンの 家族経営の農場、タルヌ地方のフェルム・ド・ラ・カルラリエのものだ。200頭ほどのアルプスのヤギから搾ったミルクを使い、クリーミーなパヴェから、フレッシュでクリーミーなクロタン、洗練されたブッシュまで、手作業で熟成させたデリケートなチーズを製造している。
しかし、フレスコレでは、タルヌ地方のチーズ(フルーティーなトンメ、プレーン、胡椒風味、スモークチーズのバラルレ、サンジェルマンなど)だけでなく、周辺地方のチーズも提供している。例えば、バスク地方からは、風味の強い伝統的なオッソー・イラティや、エスプレット唐辛子で微妙に味付けされたトメットなどがある。
ラクレットチーズ、ロックフォール、オーヴェルニュ産ブルーチーズ、シェーブルチーズ、キュレ・ナンテ、ティマノワ、シャルトリューズチーズ、ブリー・ド・モー、コント・フリュイテ、コント・ヴュー、カベクー、モンドール、アッペンツェラー、フルム・ダンベール、グリュイエールなど、このチーズ工房には何でも揃っている。オーナーのアドバイスに耳を傾けてみよう!
パテ、リエット、フォアグラ、通好みのカスレ、ラベンダー蜂蜜、 オーガニックワイン、自然派ワイン、タルヌ産 オーガニックビール、伝統的なシャルキュトリー、カントリーハム、レバーソーセージ、その他ソーセージなどだ。自宅に持ち帰るには十分な量だ!
平日のランチタイムには、豊富なシャルキュトリーとチーズの中から注文を受けてから作るサンドイッチも提供している。お値段もリーズナブルで、バゲット半分が5ユーロ!
2020年、フレスコレはチーズ・テイスティング・ワークショップを開始する予定である。
つまり、山羊のチーズのシーズンは始まったばかりなのだ!