最近、兄弟姉妹によって引き継がれたオー・クリュ・ド・ブルゴーニュは、4世代に渡って同じ家族で営業してきたが、新たな息吹を吹き込まれた。 内装は完全に改装されたが、モントルグイユ地区の静かな小道を見下ろす正統派のカウンター、鏡、木目調の壁、店構えの 魅力はそのままに保たれている。
平日のランチタイムには、広いテラスで20ユーロのメニューを楽しむことができる。それ以外の時間帯は、真新しい夏のメニューから、フランス美食の偉大な古典を巧みに調理したものを選ぶことができる。カタツムリ、卵マヨネーズ、カエルの足、牛肉のタルタル、オングレ・ア・レシャロット、タラのブールブラン風味、自家製マッシュポテト...。伝統的なフランス料理の素晴らしさを目の当たりにすれば、なぜこのレストランがアンドレ・マルローの時代のランドマークだったのか、すぐに納得がいくだろう。
日差しの強いこの日、私たちは前菜のミモザエッグ(8ユーロ)を選んだ。メインディッシュの前の素晴らしい前菜だ。最高のヒラメのムニエル(39ユーロ)は、純粋な伝統料理で、ウェイターが目の前で盛り付けてくれる。グラン・マルニエのスフレ(14ユーロ)は、グラン・マニエがたっぷりと使われ、雲のように軽い。スプーンの先の幸せ。
9月には、オー・クリュ・ド・ブルゴーニュのレストランで、風味豊かなスフレ(コンテ・チーズ、トリュフ)と甘いスフレ(キャラメル、季節の赤いフルーツ)のセレクションが提供される。また、数ヶ月後には2階にプライベート・ラウンジがオープンし、友人や家族で伝統的な 料理を本格的な雰囲気の中で楽しむことができるようになる。
所在地
オー・クリュ・ド・ブルゴーニュ
3, rue Bachaumont
75002 Paris 2