過去3年間、 ニュー・ソウル・フードのトラックは、BNFの前庭で映画館を訪れる人々や13区の住民、そしてラ・デファンス地区で働く人々を楽しませてきた。
そして今日、ビッグニュースが飛び込んできた!ルディとジョエルのライネ兄弟が、サン・マルタン運河のすぐ近く、ケ・ドゥ・ヴァルミーに店を構える。彼らのフードトラックはすでにベスト・フードトラック・オブ・ザ・イヤー2017を含む数々の賞を受賞しているが、この新天地が10区をはじめとするグルメたちをすぐに喜ばせることになるだろう。
パティシエ兼料理長である兄弟の一人はフォション、レストラン・ローラン、ル・グラン・ヴェフールで働いた経験があり、もう一人の兄弟もパティシエである。グアドループとカメルーン出身のニュー・ソウル・フード・チームは、西インド諸島、アフリカ、ヨーロッパからインスピレーションを得て、この新しいアフロ・カンティーヌで 伝統的かつ現代的な料理を提供する。
お皿に盛られた料理は、その場で食べても、テイクアウトしても楽しめる、最も独創的なアフロ・ストリートフードだ。
サン・マルタン運河を見下ろす出窓、壁の大きなフレスコ画、かわいい蝋でできたクッション、歌って踊れるソウルフルなプレイリスト。
気温35度を超える日に涼むために、まずは ハイビスカス、ジンジャー、パッションのホワイトジュースを飲み、メニューを見てみる。ここから2つの選択肢がある。ニュー・ソウル・フードの定番を選ぶか、好みの肉、サイドメニュー、ソースを選んでオリジナルの料理を作るかだ。
地中海のハーブを使ったチキンの煮込みに、アティエケと アフロペンヌ・ヤッサ・ソースを添えたものだ。アティエケはキャッサバを主原料とするセモリナで、非常に軽く、食べ応えは全くない。
そうそう、まだお伝えしていなかったが、ニュー・ソウル・フードでは 、 炭火で煮込む のが お決まりのテクニック 。ここでは、煮込まれた鶏肉は ハーブで味付けされたクリスピーな揉み肉でコーティングさ れ、中は柔らかい 。シンプルで、とろけ、ボリュームがあり、おいしい!
他の発見としては、西インドカレーで煮込んだチキンを使ったアフロ・カリビアン版、ペンジャ・ペッパーで煮込んだチキンを使ったアフロ・サブ・サハラ版、チキンの代わりにオクラを煮込んだ アフロ・ノース・アフリカ版などがお好みかもしれない。テイクアウトで12ユーロ、イートインで14ユーロ、ドリンク付きで15ユーロ/17ユーロ、ドリンクとデザート付きで19ユーロ/21ユーロだ。
もう一方のテーブルでは、料理を構成するのがいい。アラカルトメニューは4種類から選べる:アフロバッサ・ムボンゴ・チョビ海老のケバブ、アフロカンカン・ラムチョップのカンカン・スパイス風味、アフロクレオール・今が旬の魚のドッグソース添え、 アフロハウーサ・ソヤ・ケバブ(別名 牛肉のマリネ)。
私たちが特に気に入っているのはこの最後の肉で、今回もアティエケを添えている。しかし、バスマティライスにプランテーンや アフロカリビアン風サツマイモを添えるのはお好み次第だ!
これで終わり?カメルーンのスパイス入りピーナッツソース、 スパイス入りココナッツ・バニラソース、クレオール・ドッグソース、玉ねぎ、ライム、昔ながらのマスタード(!)入りのアフロ・カリビアン風ヤッサソースなどなど。
要するに、 私たちは ニュー・ソウル・フードでのランチを とても気に入ったのだ。 味は独創的で、スパイスは私たちを旅へと誘い、肉は完璧に調理され、音楽は私たちを感動させ、チームは私たちをとても大切にしてくれた。
この日はココ・バーベナにトンカ・キャラメルを添えたもので、本当に美味しかった。カクテルもパイナップル、ハイビスカス、ラムの3種類。
要するに、パリにいながらにして新しい味を発見し、味覚の旅に出たいなら、「ニュー・ソウル・フード - ル・マキ」がおすすめということだ!