炭火で調理するレバノン風ビストロノミー料理「ディドン

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発行元 Manon de Sortiraparis · 写真: Manon de Sortiraparis · 掲載日 2021年12月15日午後12時07
キャロルとイマド・カナーン夫妻が新たに考案したこのレストランでは、レバノン風にアレンジしたビストロノミック料理を提供している。

ヘベはお好きでしたか?ヤ・バイテは気に入りましたか?数週間前にサンジェルマン・デ・プレの中心にオープンした、キャロル・カナーンとイマド・カナーン夫妻による新しいレストラン、ディドンを発見するまでお待ちください。

この新しいビストロノミック・レストランはミシュランの星を獲得したシェフ、ミシェル・ポルトスが考案し、フランチェスコ・シアンファネリが 厨房で調理するメニューの寛大さにおいて、姉妹店を彷彿とさせる。しかしここでは、常にレバノンの風味を帯びた料理が、 主に炭火で調理されるというおまけ付きで、料理に特別な独特のタッチを与えている。

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カルタゴの伝説的な創始者であり初代女王に敬意を表して名づけられたこのレストランは、 シェアして食べるかどうかはあなた次第。ニンニク、パセリ、オレンジ、セロリのクリームと一緒にフライパンで焼いたカタツムリのプチ・グリ(15ユーロ)から始めよう。一日の始まりにぴったりだ。

ローストした季節の野菜、特にカブと玉ねぎがクリーミーなアーティチョークソースに繊細に重ねられている。もうたまりません!

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その気前の良さは、魅惑的な2品(いや、3品だ。)一方は、この日の料理のひとつ、イベリコ豚のプルーマ。薄くスライスしてマッシュポテトを添えたもので、小さな肉汁のクレーターがある。もう一方は、仔羊の肩肉。肉の柔らかさがお分かりいただけると思うが、非常に長時間かけてじっくりと調理されたもの(20ユーロ)。まるで旅をしているようだ。

サイド・ディッシュとして、そして上記で第3のコースを挙げた理由でもあるが、 カリフラワーの煮込み(9ユーロ)を選ぶ!そう、サイドディッシュも炎上するのだ!小さなサイドディッシュを扱っているのかと思いきや、嬉しいことにカリフラワーが丸ごと1個出てきた。中まで火が通ったカリフラワーには、ローストしたヘーゼルナッツ、ザクロの種、エストラゴン、ザクロ糖蜜が添えられていた!

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結局、デザートを食べる余裕はなかったかもしれない。 フレンチトーストを本当に楽しみにしていただけに残念だが、少なくとも、職人的ワインメーカーのステファン・ドゥルノンクール氏が選んだ、 自然とビオディナミを志向する美味しいワインを味わう機会はあった。何よりも、これはレストランでは特筆に値するほど珍しいことだが、メニューにあるワインはすべて グラスで飲めるので、ブドウ品種以外の発見をするチャンスもある。

キャロル&イマッド・カナーン夫妻の新生ワイン、アセンダント・ブレーズは、すでに私たちの舌にその価値を証明している。

実用的な情報

所在地

8 Rue du Dragon
75006 Paris 6

ルートプランナー

公式サイト
didonrestaurant.com

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