ランチタイムになると、食欲をそそる美食家たちがオキシモアの門前に集まってくる。
チーズ、完璧にスライスされた美しいシャルキュトリー、ハーブやスパイスなど、フランスの最高級食材を使ったピッツァを提供する。
メニューには、地元ではなかなかお目にかかれないプリンス・ド・パリの白ハム、ジュラ地方の豚の燻製、18ヶ月熟成させたサヴォワ地方のドライ生ハム、エスプレット唐辛子を使ったベアルン地方のソーセージ、サヴォワ地方のスモークチーズ、雌羊の乳のプリン、アルプス地方の乾燥牛肉、そしてもちろんプロヴァンス地方のオリーブとオリーブオイルなど、 最高級の食材が並んでいる。
トマトソースそのものも、ピザの生地を作る小麦粉やイーストも、フランスのプロヴァンスで作られている。ピザ生地は軽くて消化しやすく、完璧なクリスピーで、ナポリピッツァにありがちな(よくある?)ベチャベチャ感はない。
フランスの 女性の名前にちなんで名づけられた オキシモアのピザは、ナポリピザのようにふっくらと膨らんでいない。これ以上探す必要はない。これは単に フランスのピザなのだ。
その日のランチタイム、私たちはレイモンド・ピザ(15ユーロ)を注文した。イシニーの生クリームとトム・フレッシュをベースに、モンベリアールのスモーク・ソーセージ、羊乳ソーセージ、アーティチョーク、ピスタチオ・ペースト、バジルの葉がのっている。とても魅力的なピザで、しっかりとまとまり、あちこちに飛び散らず、本当においしい。
ジュラ産のスモークポーク、 フルム・ダンベールPDOチーズ、マッシュルーム、洋ナシのスライスとクルミが入ったジャンネット・ピザ(15ユーロ)もあり、甘さと香ばしさが絶妙にマッチしている。他のピザは、メニューにバラエティを加えるために、 マッシュルームのクリームをベースにしている。
ランチタイムとイブニングタイムには、マキにいそうな男性にちなんだカクテルと、オーガニックの ワインが提供される。私たちは、ウォッカ、ジンジャーシロップ、ライムジュース、ジンジャービールで作ったモーリス・ミュール(9ユーロ)で乾杯し、15ユーロのランチメニューに含まれる、パンナコッタに似た ローズマリー、蜂蜜、アーモンドクリーム(6ユーロ)の 軽いデザートに舌鼓を打って、この ボリュームたっぷりの食事を締めくくった。
9区に2店舗目を構えるオキシモアの人気の理由は簡単だ。予約(多め)をお勧めする!
所在地
撞着語法
60 Rue Saint-Maur
75011 Paris 11