パリ19区 、 ビュット・ショーモンの中心にある「 パティスリー・ギンコ」は、すでにお伝えしたとおり、美食の看板の下、2025年の幕開けに私たちを誘ってくれる。元名門店「ブリストル」の敏腕シェフ、山形紗代と オスマン・エル・ウラウイが指揮を執り、フランス・パティスリーのクラシックを、多文化のルーツにさりげなく思いを馳せながら再解釈している。今年、2025年1月4日から販売されるガレット・デ・ロワは、伝統とモダニティの間の旅である。
まずはクラシックなフランジパンのガレットで、完璧な出来栄えは必食だ。カリッと軽くキャラメリゼされたシュー生地と、アーモンドミルクシロップをかけた濃厚でクリーミーなアーモンドクリームは、砕いたアーモンドの歯ごたえがアクセントとなり、甘さへの誘いとなっている。一口食べれば、なぜこのお店のお客さんが好んで選ぶのかがよくわかる。5/6人で35ユーロ、一切れ5.50ユーロ、洗練されたシンプルさが好きな人にはたまらない。
好奇心旺盛で大胆な方には、アーモンドと黒ゴマのマーブル模様のガレットをお勧めする。フランジパンの甘さが黒ゴマのロースト香によって昇華され、予想外の深みとユニークな風味の相互作用が加わっている。シュー生地はいつものように空気を含んでいて、完璧にサクサクしている。5/6人で37ユーロ、一切れ6.50ユーロ:革新と伝統の微妙なバランスを発見するための健全な投資である。
そして銀杏ではいつものように、ディテールにこだわる。それぞれのガレットには、陶芸家で元パティシエの才能あふれるアンジェラLYがデザインした手作りの豆が隠されている。パリ17区にある彼女の工房で手作りされたこの小さな芸術作品は、すべての試食体験に詩的でパーソナルなタッチを添えている。
2022年にアルエット通りに移転して以来、サヨとオスマンはそのクリエイションでビュット・ショーモンの心を躍らせてきた。単なるパティスリーではなく、Ginkoは常に卓越性を追求し、伝統を尊重し、大胆に改革するマニフェストなのだ。さあ、味見をしてみよう。
開催日および開催時間
より 2025年1月4日
所在地
銀杏パティスリー
33 Rue des Alouettes
75019 Paris 19
料金表
La part à 6 personnes : €5.5 - €35
La part à 6 personnes en version marbré sésame : €6.5 - €37
公式サイト
patisserieginko.com