パリの両面 イタリアンレストランを見つけたい?パリ6区のサン・ミッシェル広場に行けば、そのコンセプトも料理も一見の価値があるグルメスポットがある。このユニークなレストランは、2021年3月までジベール・ジューヌ・チェーンがあったサン・ミッシェル広場6番地にオープンした。一見したところ、トニーズは大西洋の反対側にあるリトル・イタリーにふさわしいピッツェリアだ。美しいバンケット、木製のバー、壁にかけられたたくさんの額、チェックのナプキンなど、このピッツェリアはヴィンテージ・カードを掲げている。メニューは?
自家製パスタ、ポルペッテ・デラ・ノンナ、そしてナポリ風ピッツァは外せない。 しかし、夜になるとトニーズはテーブルを片付け、店内は空っぽになり、閑散としたレストランのような印象を与える。しかし、恐れることはない。それどころか、引き返すのは間違いだ。実際には、客はピッツェリアの奥へと案内され、マホガニーの扉の向こうに「ラ・ウルティマ」を発見する。秘密のカジノを思わせるこの 夜の酒場レストランは、私たちに本当に信じられないような時間を提供してくれる。入り口の真鍮の噴水、黒い大理石、クリスタルのシャンデリア、アニマル柄の肘掛け椅子、控えめな照明。
落ち着いたところで、マニュエル・カストロが創り出す魅力的なメニューとイタリア風味の強い料理を味わおう。幼い頃からイタリア料理の熱狂的なファンだったシェフは、シチリアのミシュラン2つ星レストランで副料理長を務めた後、Penati al Barettoなどフランスのミシュラン星付きレストランで経験を積んだ。
メニューは?ラ・ドルチェ・ヴィータの国のように、美味しく、ボリュームがあり、色鮮やかな料理。アンティパストには、有名な仔牛のカルパッチョ、ミラノ風目玉焼きとゴルゴンゾーラのフォンデュ、地中海風タコのサラダなどがある。まずは、見逃せないトリュフのアランチネッティを堪能しよう。トリュフと24ヶ月熟成のパルメザンチーズを使った、ボリュームたっぷりの美味しいリゾット・コロッケが2つ!
イタリアへの旅は、 ピスタチオのペースト、トマトソース、海老のフライを添えた柔らかくて美味しいニョッキのカラフルなプレートで続く。反対側には、完璧に調理されたタコがあり、 トマトソースと ポテトが添えられている。私たちの第一印象を裏付けるような、本当に美味しい料理だ!
肉食系には、トリュフ風味の牛フィレ肉や、ゴルゴンゾーラ・ソースを添えた牛リブ(2人前)など、舌をうならせるメニューも豊富だ。
甘いものが好きな人には、ピスタチオのティラミス(Pistacchiomisù)と カンノーロ・シチリアーノ(Cannolo siciliano)(リコッタクリーム、バニラ、ダークチョコレート、ピスタチオが入ったサクサクのお菓子)がおすすめ。また、まだ余裕があれば、リモンチェッロクリームと赤い果実のラムババもおすすめ。定番中の定番で、いつも感動を与えてくれる。
ラ・ウルティマでは、これらの美味しい料理に合わせて、ワイン(特にイタリア産)やカクテルをおすすめしている。才能豊かなミクソロジスト、ロベルト・ピノが創作した7種類の創作カクテルと4種類の定番カクテルから選べる。カンパリ、マルティーニ・ロッソ、ジン、オレンジの皮の燻製が調和した「ネグローニ・フュメ 」は、見た目も味も衝撃的だった。また、 パチーノ・スプリッツ (リモンチェッロ、ベルヴォワール、プロセッコ、ソーダ、レモン)やトニーズ(ジン、ウォッカ、クレーム・ド・カシス、イタリカス、ソーダ)もお試しあれ。
その一風変わったコンセプトとイタリア料理へのオードで、ラ・ウルティマはサン・ミッシェル広場に新鮮な空気を吹き込んでいる。さあ、時を超えた美食の旅への準備はできただろうか?
所在地
ラ・ウルティマ - 永久休業
6 Place Saint-Michel
75006 Paris 6
料金表
Entrée : €12 - €16
Dessert : €12
Cocktail : €12
Plat - à partir de : €22
公式サイト
laultima.fr
予約状況
laultima.fr
07 64 05 71 53
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年中無休 トニーズ:12時から19時まで連続営業 ラ・ウルティマ:19時から23時まで営業