サマンサ・カギーと木下喜美子、2人のシェフ、2つのK(実際は3つ!)、そして共通の願い:ヴァンセンヌにあるジャッキー・リボーの ミシュラン星付きレストラン「L'Ours」で働いた後、自分のレストランを開くこと。そして今、彼らはSoPiに最近オープンしたAux 2 Kでそれを実現した。
一人はシェフ、もう一人はパティシエであるこの二人のシェフが、お互いを見つけたのだ。1つ星レストラン「ル・ヴィオロン・ダングル」の副料理長を経て、「ルウルズ」の副料理長になったサマンサ・カギーは、技術力と創造性を融合させた多文化料理を提供したいと願い、本能のままに料理を作る。
木下貴美子は神戸調理師専門学校で修行した後、お菓子大国でパティシエとしての腕を磨くことを選んだ。ミシュランの星を獲得した「アトリエ ジョエル・ロブション サンジェルマン」、2つ星の「タイユヴァン」で働いた後、1つ星レストラン「ル・ヴィオロン・ダングル」、そして「ルルス」で、サマンサ・カギーと出会う。
ミシュランの星を獲得した最高級レストランで 同じような経歴を持つ2人のパートナーは、ミニマルな内装の控えめな24席のレストラン、オー・2・Kでその親和性をさらに高めることにした。
ランチタイムには、前菜/メインディッシュ、メインディッシュ/デザート(29ユーロ)、前菜/メインディッシュ/デザート(41ユーロ)、6品のコースメニュー(68ユーロ)(ワインと料理のペアリング付き/なし(38ユーロ))、または陸と海が出会うスレート上の料理から選ぶことができる。
コンテンポラリーで おおらかなサマンサ・カギーの料理は、細やかで思慮深い:イカの炒め物、もやし、生ハム、ガーリッククリスプ添え(15ユーロ)はパッタイと見間違うほど、豚肉のクロメスキ、クレソンのクーリ、ハーブサラダ添え(12ユーロ)はとてもやんちゃ、ボリュームたっぷりの鳩のロースト(30ユーロ)は燻製ウナギ、エシャロットのコンフィ、サルミスソース添え、 秋刀魚のグリル、新ニンニクのトゥルラン、チョリソー、ヴィエルジュソース添え(22ユーロ)など。
そして木下喜美子のカリンの デザート(14ユーロ)は、季節感があり、見た目も味わいも繊細だ。素敵な共同住所だ。