ネメシスは 18区にある新しい職人ケバブ屋だ。カール・ネメによって作られたネメシスは、コーランクール通り122番地に 2023年10月にオープンした。17区にもネメシスがあり、サンドイッチやレバノン風ピザを提供するフォーリバネもある。
店構えはシンプルだが効果的で、レトロな雰囲気が漂う。小さなテラス席は、コーランクール通りの喧騒を眺めながらサンドイッチを頬張るのに最適な場所だ。店内にもテーブル席がいくつかあり、シェフが目の前でサンドイッチを調理する様子を見ることができる。
メニューはメッゼから始まり、サイドディッシュの有無にかかわらずサンドイッチが続く。まずは自家製ファラフェルから。外はカリカリ、中はふんわり。そして、自家製の茄子キャビア(2種類のサイズから選べる)に、茄子キャビアを浸すのに最適な薄くスライスされた 自家製レバノンパンをつけていただく。
食事はサンドイッチに続く。自家製の 仔牛と七面鳥の串焼き、サラダ、トマト、玉ねぎ、そして自家製ソースを選び、レバノンパンで挟んだサンドイッチだ。3種類の自家製ソースはそれぞれ味が違う:少しスパイシーな赤いマヨネーズ、白いヨーグルトソース、緑のパセリソースだ。
サラダ、レバノン風ガーキンのピクルス、自家製ガーリッククリームが添えられている。 ファラフェル、トマト、レバノン風ガーキンのピクルス、新鮮なミントとパセリ、タヒニソース(ゴマの翼のソース)が添えられている。サンドイッチには、プラス3ユーロでポテトチップス、プラス4ユーロでポテトチップス+ドリンクが付く。
ネメシス・ケバブはかなりボリュームがあり、選ぶソースによって味が本当に違う。肉はとても美味しく、脂身も多くない。サンドイッチを作る際、最後にもう一度トーストしてくれるのだが、これがパンに少し歯ごたえを与え、肉の柔らかさと混ざり合う。シャワルマに関しては、これもまた脂身が少なく、余計なものが入っていない。レバノン風ガーキンピクルスの歯ごたえが、マリネしたチキンとガーリッククリームによく合う。本当においしいレバノン風サンドイッチだ。 チップスの焼き加減もよく、自家製だとわかる。チップスをディップするソースを頼むことをお勧めする!
そして、もうあまりお腹が空いていないにもかかわらず、 レバノン風フランというデザートで締めくくった。カルダモン風味のフランは、蜂蜜とピスタチオの薄い層で覆われている。一見ボリュームのあるデザートだが、実は食事の最後を飾るにはかなり軽い。
ネメシスは パリ18 区の コーランクール通り122番地にある。