カミーユ・コイファールと マキシム・ギルメは 、すでに『クレーム』を経営していたが、わずか数メートル先に2軒目の『コントワール・ド・クレーム』をオープンした。緑色の店構えと、通りに面したカウンターに座る美食家たち。
ミニ形式なので、窮屈になる心配はない。しかし、ダイニング・ルームは小さいが、とてもうまくレイアウトされている!店内はとてもフレンドリーで、隣の席の人とお皿をシェアしたくなるほど。大きなカラフに注がれた水、蝋の滴る燭台、スチールポットに入ったカトラリー......この店の雰囲気は リラックスしているが、決してお洒落ではない。
典型的なパリのクロックムッシュから南米のセビーチェまで、インスピレーションは多岐にわたる。ワインに関しては、フランス産、イタリア産、コルシカ産のヴィンテージから選べるという、またもや旅人を喜ばせるメニューだ。また、シグネチャー・カクテルや生ビール、もちろんノンアルコール・ドリンクを選ぶこともできる。
メニューには10種類の塩味料理と2種類の甘味 料理があり、店のおすすめは2人で3種類の塩味料理と、甘党にはデザートを添えること。タパスの種類も豊富だ。
グルメなオプションとしては、トリュフ、コンテチーズ、ハム、トリュフ入りベシャメルソースのクロックムッシュが嬉しい!ベシャメルソースの中心にトリュフの繊細な香りがあり、重すぎない。3種のチーズのアランチーニも試してみる価値がある。3つずつ盛られたアランチーニは心地よいが、もう少しソースをつけて食べたかった。
鱈のココナッツミルク風味のセビーチェや茄子のタヒニソースがけは、ベジタリアンを喜ばせるに違いない。たっぷりと盛られたセビーチェは、キュウリとフレッシュミントとともにココナッツミルクでマリネされている。ローストしたナスはタヒニソース、ザクロの種、クルミがトッピングされた美しいドレッシング。冷えた白ワインのお供に最適だ!
まだデザートを食べる余裕があるのなら、ハウスチョコレートのムースが おすすめだ。水筒のような鉄の器に盛られ、オリーブオイルと粗塩が添えられている。濃厚で美味しく、わざわざ足を運ぶ価値がある。チョコレートにあまり興味のない人のために、この夜の2番目のデザートは、フルーツシャーベットが2スクープ入ったボウルだった。デザートまでお皿をシェアする!
コントワール・ド・クレームは 、何時間でも居たくなり、おしゃべりをし、料理を分かち合い、美味しいワインを飲みたくなる。カミーユ・コイファールとマキシム・ギルメは、1軒目を発見したくなるような2軒目のアドレスを作ることに成功した!
所在地
クリーム売り場
5 rue Versigny
75018 Paris 18
料金表
tapas : €7 - €15
desserts : €7 - €9
Instagramのページ
@creme.lecomptoir