3年前、壮麗なパッサージュ・デ・パノラマに、ジャン・ヴァルフォール、シャルル・ドルーホー、ジャン=フランソワ・モンフォールの3人の指揮のもと、ブラッスリー 「アステア」がオープンした。建築家トリスタン・アウアーが内装を手がけたこの店は、フランスの魅力にあふれた「パッサージュ・ビストロ」である。
アステアのメニューは、昔ながらの紙製のランチョンマットの上に、 フランス料理の定番がずらりと並んでいる。一方、ワインリストは、最高級のボトルから特別なネクターまで、フランスの最高の テロワールを紹介するようにデザインされている。
平日のランチタイムには、アステアではかなり手頃なメニューを用意している。メインディッシュが15ユーロ、前菜/メインディッシュまたはメインディッシュ/デザートが20ユーロ、前菜/メインディッシュ/デザートが25ユーロ。 前菜は骨髄、マヨエッグ、ブルゴーニュ産カタツムリ、鴨のフォアグラなど。
季節柄、フランス料理には欠かせないカエルの足(8本で22ユーロ)に目をつけた。バターソースに浸された肉厚の脚は、あっという間に食べつくしてしまう。アステアのスペシャリテのひとつ、オーガニックのパーフェクト・エッグ(14ユーロ)には、フライパンで炒めたマッシュルームと森のエマルジョンが添えられている。
次に、スモークビーフの タルタル(18ユーロ)は、明らかに ナイフを使った調理法で、私たちの意見では、唯一無二の調理法だ。
一人分の料理で、二人の美食家を満足させることができるだろう。料理はとても ボリュームがあるので、メニューにあるデザートを試すのは物理的に不可能だった。デザートに関しては、アステアの路線は変わらずクラシックである。隣のテーブルにあったベル・エレーヌの洋梨が目に留まったが、我慢した!
パッサージュ・デ・パノラマの黒と白のフラッグストーンの床で、フランス料理の伝統を受け継ぐアステアの料理に舌鼓を打つこと以上にフランスらしいことがあるだろうか?そうは思わない!
このテストは、プロの招待客として行われたものです。もし、あなたの体験が私たちと異なる場合は、コメントでその旨をお伝えください。