ここ数年、 ビストロノミック・レストラン、 屋台、品揃え豊富なワインバーがオープンし、 サンティエはこれまで以上に 、食の面でパリで最もダイナミックなエリアのひとつとなった。しかし、ミシュランの星付きレストランもこの地区には存在する。2020年にオープンした「パンタグリュエル」は、オープン直後にミシュランの星を獲得したジェイソン・グジーの最初のレストランである。
ブルゴーニュ・ホテルのブリストルやボードレールの厨房を経て、ル・ガロパンの料理長に就任したこの若きシェフは、ロマンティックなレストランと 、ブルジョワの雰囲気を漂わせる落ち着いたコンテンポラリーなテーブルとの境界線上に、彼にぴったりの場所を作り上げた。
ここにはアラカルト・メニューはなく、メゾンの テイスティング・メニューのみで、3コースのランチ(58ユーロ)、5コースのディナー(85ユーロ)、6コースのディナー(115ユーロ)が用意されている。
パンタグリュエルの独創的な特徴のひとつは、シェフのバリエーションにある。各料理は、テクニカル・プレート、オーサーズ・プレート、より腰を据えたプレートという3つのプレートでテーブルに運ばれる。
特にデリケートな卵料理や、コクがありほとんどシロップのようなグレービーソースと土の香りのする海のソースを使った雌鹿料理など、どのトリオ料理も素晴らしい出来栄えだ。
残りは写真で。
サツマイモと栗のタタン
エルサレム・アーティチョークのチュイル、ハドックとオレンジピールの砂糖漬け
牡蠣のゼリーと海苔、牡蠣のムース
ホタテ貝柱のスナック、豚足と牡蠣の葉の押し 寿司
ブランマンジェ、卵黄、セロリのチュイル、セロリのピクルス、鱒の卵
セロリ入りクレームブリュレ、そば粉
ウズラの卵黄の冷製、鱒の卵、ラーメンのようなもの
真鯛の切り身コンフィ、黒ニンニクオイル、レンズ豆とクルミの薬味、コーヒーを染み込ませたホワイトバター
真鯛をハムのように加工し、燻製して乾燥させたもの、ローストしたクルミと黒ニンニクのクリーム
押しキャベツ、炒めたレンズ豆、とろけるレンズ豆、魚の出汁で作ったピリピリソース
クレソンのブーケ、パンのクルトン、仔牛のグラトン
後背肉のロースト、プルーンとコニャックのコンディメント、煮詰めたコクのある肉汁
ウナギのエマルジョン、後背肉のタルタル
プレ・デザート
フェンネル、フェンネルクリーム、セロリドーム、砂糖漬けの仏手柑
蜂蜜とペルー産70%ダークチョコレートのガボット、クリームとケーキ、蜂蜜を添えたレンガ菓子の円柱
吹き矢で金箔を施したマウンテンハニーマシュマロ、ハニートディ、カカオニブとラム
ミルクと蜂蜜のアイスクリーム、蜂蜜のサイフォン、ダッシュしたマウンテンハニー
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