シェフのシャルリー・ブルヴァールは、リシェール通りのアーデント・パリで野菜や魚、肉類を火にかけることで有名だが、ここ数年は、すぐ近くにあるビストロノミック・レストラン、 ロオフィスでも厨房を担当している。控えめでありながら居心地の良いこの場所は、キャンドルの灯りの中で密会をするのに最適だ。
L'Officeは ビーフ・ウェリントン(39ユーロ)で有名だが、この料理はその評判通り、芯まで柔らかく、丁寧にバターを塗ったサクサクのパイ生地に、カンポット・ペッパーのグリーンソースとマッシュポテトを添えた逸品だ 。
シェアしたい気分なら、カボチャで味付けされたアンチョビ(13ユーロ)をジンジャーブレッドにのせて食べるといいだろう。
ビーツと西洋わさびを添えた牛肉のラビオリ(13ユーロ)、セヴェンヌ産の甘い玉ねぎのロワイヤル風味がクセになるムール貝のスープ(14ユーロ)、そして何といっても、しいたけ、羊の足、マッシュルームのエマルジョンなど、たくさんのマッシュルームを使ったニョッキ(14ユーロ)は、正直言って、シーズンが終わるまで毎日食べても飽きないだろう。
他の季節のメニューも同じように、心地よく、美味しく、丁寧に調理されている。豚バラ肉(28ユーロ)、レンズ豆のピュレ、ヨーグルトとジャマイカ産胡椒のジュ、真珠のようなタラ(27ユーロ)、焼きネギとソブラサダソース。
シャーリー・ブリュヴァルトは、今回も熾烈な料理の達人であることを証明している。火を消すには、オフィス・チームのアドバイスで選んだ 自家製アイスティー(8ユーロ)かミネラル白ワインが最適だ。
食事の最後には、栗のクリームチーズケーキ(13ユーロ)と、チョコレート・スフレ・タルト(13ユーロ)をいただいた。
幸せに暮らすには、隠れて暮らそう」という諺が本当なら、オフィスでキャンドルの灯りの中、美しい皿を前にするのが一番だ。
開催日および開催時間
より 2024年11月21日
所在地
オフィス
3 Rue Richer
75009 Paris 9
アクセス
アンダーグラウンド: カデット
公式サイト
www.office-resto.com