ベジタリアン料理がクリエイティブで心地よいものであると同時に、クールでセクシーなものであることを証明しただけでは飽き足らず、ちょうど1年後、マズロー・チームは ストラスブール・サン・ドニに 新しい住所、フェローズを発表した。責任ある食材調達と 廃棄物対策への取り組みは変わらない。
フェローズでは、マズローと同様にベジタリアン料理を提供するが、今回の主役は生パスタである。これを実現するために、マスローの創業者ジュリア・チカン・ヴァーニンとマリーン・リックリンは、やはりマスロー・グループの共同創業者であるシェフのメフディ・ファブリに頼り、イタリアン・レストランであることを偽ることなく、 短時間で独創的な100%パスタ・メニューを考案している。
デザイナー、ジュリエット・ルーベルがデザインした都会的で生々しい店内では、カウンターで、地下の 大きなテーブルで、あるいは天気の良い日には広いテラスで、 パスタを楽しむことができる。メニューには、生産者から直接仕入れたフランスのアグロ・エコロジカルな小麦粉を使い、その場で手打ちする生パスタのレシピが10種類ほどある。メニューはもちろん、季節やシェフの気まぐれによって変わる。
バターとチーズのピチ(11ユーロ)は、すでに美食家たちの心を奪っている。ベアルヌ産の生クリームでこんがりと焼いた大きなスパゲッティの上に、スモークした山のチーズ、マスタードピクルス、焦がしたオニオンパウダーで作ったチーズサイフォンが乗っている;肉の代わりにキノコのボロネーゼを赤ワインで長時間煮込んだラグー風パスタ(13ユーロ)、バスク風トンメット、ザータール、ゴマ、胡椒をたっぷり使ったピチ・カチョ・エ・ザータール(10ユーロ)など。
その安さと気前の良さが光る。子供用のトマトパスタも7ユーロで用意されている。生パスタだけでなく、 フォカッチャにボッタルガをのせた 香ばしいバター...卵入り(ベジタリアン・レストラン、7ユーロ)、最後にスライスした 羊のトンメにハリッサをかけたもの(9ユーロ)など、シェアしてもしなくてもいい前菜も充実している!
飲み物は、 自家製レモネード(4ユーロ)、自家製アイスティー(4ユーロ)、この2つのコンボ(アーノルド・パーマー、4.5ユーロ)、そして短いが効果的なワインと カクテルのセレクション(12ユーロ)がある。アイスクリーム(3.90ユーロ)も自家製。今のところ、レモン、ストロベリー、ヘーゼルナッツ・プラリネ...。
フレンドリーで、気前がよくて、手頃な値段の最近の食事処...。これ以上の説得力はない!