NOIRコーヒーショップは、コーヒーショップの数々(パリ市内に10店舗ほどあり、今後も続々とオープン予定)だけでは飽き足らず、サンティエの向かいに「Journey」をオープンし、サービスの多様化を図っている。今回は、どんなにおしゃれな 喫茶店であっても、単なるコーヒーショップではなく、朝食からディナーまで営業するカフェレストランである。
印象的なボリュームのある200m2の空間(天井高6m!)には、インテリア・デザイナー、ジェシカ・ミルの手による生々しくミニマルな装飾が施されている。大きなピクチャーウィンドウがワックスを塗ったコンクリートの壁に光を浴びせ、大理石のテーブルや3本脚の椅子はガーナの伝統的な職人によって作られた本物のデザイン・オブジェだ。
旅には1つ以上の秘密がある。魅力的で賑やかな通りに面したテラス席は居心地が良いが、2階の隠れ家的なスペースを発見するには、一歩外に出なければならない。大きな円卓を囲んでグループを迎えたり、コンセント付きのハイテーブルで日中静かに仕事ができるように設計されている。
地下には、60年代風の ピットでの会話、プライベート・バー、30人収容可能な個室がある。
メニューは時間帯によって変わり、音楽や徐々に暗くなる照明も同様だ。エスプレッソ(5.50ユーロ)、パンプキンスパイスラテ(5.50ユーロ)、チャイラテ (5.50ユーロ)、ホットチョコレートなど、クラシックなエスプレッソから想像力豊かなものまで、さまざまなメニューが用意されている。
ジャーニーでは 午前9時から午後4時まで ブランチも提供している。カフェレストランではブランチは提供していないが、 ふわふわのパンケーキ(リコッタ、レモン、ポピー、メープルシロップ、16ユーロ)、アボカドトースト(16ユーロ)、バニラ風味のフロマージュブラン、トーストしたヘーゼルナッツと金ゴマのグラノーラ(13ユーロ)、スクランブルエッグ(8ユーロ)など、典型的なブランチの名物メニューがある。
ランチには メイン/サイド/クッキーのオプション(23ユーロ)もあり、これにはふくよかなボーフォートの グリルドチーズ(16ユーロ)、スパイシーなマヨネーズを添えたヴィテッロ・トンナートのパン、季節の野菜(ちょっと元気がなかったが)、そして特にいたずらなカッチョ・エ・ペペのピッツェッタ(14ユーロ)が含まれる。
ディナーは、バーテンダー兼ディレクターのレオ・ケディヤックがセレクトした20種類ほどのオーガニック&ビオディナミ・ワインや 独創的なカクテルとともに、フィリピン人シェフのアルテミオ・ガンドディ (元ヤヤ、オテル・デュ・コレクションヌール)が、パリでは恒例となった シェア・プレートを提供する。
ジャーニーで一日を過ごしたいと思う人もいるほどだ!
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