1920年代、サンパウロのリベルダーデ地区で、コーヒー産業における労働力不足を補うため、多くの日本人コミュニティが ブラジルに移り住んだのが始まりだ。何十年にもわたり、在ブラジル日本人は、自国の料理技術や特産品に地元の食材やハーブを組み合わせたフュージョン料理を考案し、 日伯屋台 料理を生み出した。
香港在住のフランス人兄妹、ローラと アレクシスのオッフェ夫妻は、この 独創的でエキサイティングな料理にスポットを当て、香港での1号店の開店から2年後、パリのサンティエから目と 鼻の先に「ウマ・ノタ」をオープンさせた。
ランチタイムには、前菜2品、ベジタリアン料理を含むメインディッシュ3品、デザート2品からなる色とりどりのショートメニューでお客様を旅にお連れします。平日は22ユーロの前菜/メイン、メイン/デザート、25ユーロの前菜/メイン/デザートと手頃なメニューが用意されている。
カリカリのトルティーヤにのせた タコのタルタルは、食感が絶妙に絡み合う。ランチ・メニューは ブラジルの技法と食材に重点を置いているが、夜は 日本の味を取り入れる余裕がある。
セビーチェ、焼き鳥ケバブ、肉のグリルなど 、南米の音楽が流れる中、曜日によってはブラジル人ダンサーによるショーも楽しめる。 エキゾチックなカクテルを片手に、熱狂的な雰囲気をお楽しみください。
ウマ・ノータは、ブラジルの伝統的な風景にインスパイアされたカラフルな内装で、パリの人々を地球の裏側へといざなう。虹色に輝くセラロンの階段には2000枚のタイルが敷き詰められ、その上にはストリート・アーティストのエルザ・ジャン・ドゥ・デューの 落書きが。まさにエキゾチックな住所です。