夏でも冬でも、日本の美食はあらゆる欲求を満たす方法を知っている。太陽が照りつけているときは、寿司や巻き寿司などの生魚を使った料理が、気温が下がればラーメンなどの 汁物が登場する。首都の冬も本番を迎え、私たちはうどんで身も心も温まりたくなった。
福岡県が発祥のこの有名な日本の麺は、ラーメン、そば、そうめんなどと異なり、小麦粉から作られている。ふっくらとして白いうどんは、温かくても冷たくても美味しく食べられる。この多様なレシピは、パリっ子の味覚に馴染み深いこの料理のファンにとって新たなランドマークである「えんにうどん」レストランで見つけることができる。
建築家のアレクサンドル・シュレプファーとインテリア・デザイナーの矢田井千秋が手掛けたミニマルな内装で、最近8区にオープンした。オープンキッチンのカウンターの向こうで、林信孝シェフが考案したメニューは、温かいもの、冷たいもの、出汁のあるもの、ないもの、あらゆる形のうどんを提供する。
その可能性は無限だ!快適さを求めるなら?昆布と椎茸の出汁が効いた温かいうどんに、お好みで天ぷら(20€~21€)、牛肉と生姜(20€)、 鴨肉と生姜(20€)、 豚肉とサルサとこんにゃくの 味噌汁(20€)をどうぞ。
自分でうどんをつけたい?大根、レンコン、海苔入りのベジタリアンバージョン(14.5ユーロ)、海老の天ぷら入りのフライバージョン(21.5ユーロ)、豚肉、ゴマ、豆乳と味噌のソース入りのグルメバージョン(20ユーロ)など、冷たいうどんを冷たいソースにつけて食べよう。
特に、小麦粉や海苔、納豆などのオリジナル・オマケを加えることができるので、探しているレシピがきっと見つかるはずだ。
豆腐のフライ(6ユーロ)、豚肉のパン粉焼き(18.5ユーロ)、茄子のグリル(7ユーロ)、そしてもちろん、避けては通れない鶏のから揚げ(12ユーロ)など、 日本の居酒屋スタイルの小さな前菜がたくさんある。このシックな地区の住民のための住所であることは、値段が証明している。