2019年にゴンクール通りでビストロノミックな料理とカクテルを 披露し、2022年にはブリュッセル通りでスライスピザを提供した後、エリオット・ルフェーヴルはパレードからそう遠くない場所で新たな冒険に乗り出す。
結局のところ、この若きボスが2016年にメキシコに渡り、メキシコシティでカクテルバーを開いたのは驚くには当たらない。そこで彼はタケリア熱とダース単位でパレードするタコスをキャッチしたのだ。パリに戻り、最初の2つのビジネスを成功させた後、彼はパリから50キロ離れたフランス料理コレージュに認定された職人、ロス・クアテ スのフランス産トウモロコシのトルティーヤに魅了された。
このトルティーヤはメキシコのトルティーヤと同じように職人のルールに従って作られており、彼はこのトルティーヤに刺激され、フランス料理のレシピと パリ近郊の選りすぐりの食材を使い、 パリに自分のタケリアをオープンした。そのためにエリオット・ルフェーヴルは、厨房には 若きシェフ、 イェン・ニー・フイン、店長にはロサ・ボヌールから移ってきたアンジェール・パンペルネという優秀なチームを配した。
野菜と果物はジンガムから、魚介類はノルマンディーの小規模漁師ティボーから、生後120日の鶏肉はドルドーニュ地方のフェルム・アヴィコールから、肉はオー・ド・フランス地方のシャトーヌフから仕入れている。
ラ・バガールの短いメニューには、ビーツビネガーとチポトレマヨネーズでマリネした卵(5ユーロ)、下見で試食したネギのコロッケ、チャンクポテトのトリプルフライ(7ユーロ)、そして何と言ってもヘーゼルナッツバターとポップコーンを添えた コーンクリーム (7ユーロ)など、丁寧に調理された前菜やサイドメニューがある。
ランチもディナーも、タコスはもちろんペアでテーブルに並ぶ。メニューには、オニオン・ピクルスとフライド・エシャロットを添えたビーフ・ブルギニヨン・タコス(10ユーロ)、 ローストチキンと マスタードのタコス(10ユーロ)、おそらくこの店のタコスの中で最も南米的な チミチュリ・ソースを添えた真鯛の タコス(11ユーロ)など、 フランス風にアレンジされた4種類のレシピがある。すべてイタリア産有機柑橘類、フランス産有機唐辛子、ニンニク、フェンネルシードを使った自家製ソースが付く。
ラ・バガーレは、友人と集まれる本物の近所の ワイン &カクテル・バーを目指して いるため、フランスの小規模ワイン生産者の自然派ワインやビオディナミ・ワインのリストも提供している。また、ボトルで提供されるカクテルをシェアして飲むこともでき(18ユーロ)、コーヒー入りのラム酒とホワイト・アマレットを使ったこの逆行するようなカワ・カクテルのように、ロックで楽しめる本物の万能薬もある。
あなたをノックアウトする住所だ!
所在地
ラ・バガーレ
4 Rue de l'Orillon
75011 Paris 11
料金表
Une paire de tacos et une petite assiette, le midi : €15
Une paire de tacos et deux petites assiettes, le midi : €20