友人や家族をもてなす田舎の邸宅のように、シェフのマクシム・ゾーリンはパリ 11区に 自身初のレストラン「ラ・ダッチャ」をオープンする。ル・ムーリス」、「ヴェルサイユ宮殿のオレ」、「アラール」、「デュカス・シュル・セーヌ」など、 デュカス系列の名店で長年にわたってフランス料理の 修業を積んできた。
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大晦日メニュー 2025 ラ・ダッチャ 140€/人 ドリンク別
フォアグラ カリン、黒ニンニク、クリスピーなチュイル
ラヴィオレ ロブスター、エルサレム・アーティチョーク、ロブスター・ソース
アグリアポテト キャビア、ハドック、ガーキン
帆立貝 サシフィス、赤肉と青肉のカブ、マリニエールジュース
鱒 クレソン、海藻、バターナッツのエマルジョン
狩猟鳥のプレッセ メラノスポラムトリュフ、ブロッコリーとブロコレッティ、スプリームソース
牛フィレ肉 マッシュルーム、エシャロット、スパイシーなソースライチのフレーク
ポワール・ベル・エレーヌ 洋梨、チョコレート、キャラメル* * *
だから、この秋、29歳という若さでオーナーシェフとして初のレストランをオープンするのは当然のことで、成功させるために必要なすべての経験を積んでいる。
グリーンキャベツ、グリーンクラブ
2フロアにまたがる230m2の広いレストランは、都会にいながらにして田舎にいるようなリラックスした雰囲気。日の出から日没まで、 ラ・ダッチャは朝食、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーに営業している。
メニューには、 伝統的なフランス料理をモダンに再解釈し、ラシーヌの肉屋から仕入れたフランス産の肉や鶏肉など、旬の 地元フランス産の食材を使い、ワインもすべてフランス産のものを使用している。
プレスした豚肉のボルシチ風
例えば、ビーツ、ニンジン、ホウレンソウ、料理汁を添えた ボルシチ風 豚肉のプレッセ(28ユーロ)は特に美味しく、野菜のミルフィーユ風に盛り付けられたグリーンキャベツの前菜(16ユーロ)には、栗、クレメンタインチップ、力強いグリーンクラブジュースが添えられている。
ボリュームたっぷりのソース、 コクのある肉汁、 コーティングされたシーフード・ジュース、 クリーミーで 心地よい 野菜ジュースに対するシェフの愛情を強調する、 細心の注意を払って調理された2つの 料理。マクシム・ゾーリン・シェフの料理はすべて、このような寛容な姿勢に貫かれている。
ガティネ風鶏肉、バターナッツのニョッキ
グレープフルーツ4分の1個で蹴ったカリフラワーの繊細なピュレの上にのったホタテのおつまみ料理(22ユーロ)もそうだし、バターナッツのニョッキと組み合わせた、肉汁が凝縮するほど競争力のある肉汁を持つ、信じられないほど柔らかいガティネ産の鶏肉もそうだ。
ランチは、前菜/メイン、メイン/デザートで29ユーロ、フルメニューで38ユーロ。ディナーでは、シェフが全権を委ね、6コース(70ユーロ)と8コース(110ユーロ)の テイスティングメニューも提供している。パリのこの辺りでは、夜は普通、昼はやや高めの価格設定だが、この界隈でこのような質の高いレストランがあるのは素晴らしいことだ。
洋梨、プラリネ
デザートは、シュークリームに情熱を注ぐラ・ダッチャのトゥーリエ、アンソニー・グエンが担当している。この日は、ティムット・ペッパーのツイストとバター風味のクランブルを添えたかわいらしいコミセ洋梨(10ユーロ)と、トンカ豆とキャラメルのミルフィーユ(12ユーロ)!
ラ・ダッチャ・パリでのグルメな朝食
ラ・ダッチャは、ウクライナ人シェフ、マクシム・ゾーリンの料理が楽しめる11区に新しくオープンしたレストラン。カントリーハウス風の温かみのある店内で、パンやクロワッサンを使った朝食やアフタヌーンティーを毎朝お楽しみいただけます。土曜日には超グルメなメニューも用意されている。 [続きを読む]