日本食の愛好家にとって、パリの美味しいお店には事欠かない。ここ数年、ラーメン、寿司、餃子など、パリには美味しい日本食レストランがある。この秋、そのリストに 日本の美食に特化した新しい住所が加わった。その名も?3区にオープンした「おにいさん」だ。
「親しみやすく、控えめで、華やかな場所」と形容されるこの新しい店は、東京やロサンゼルスで生まれたいくつかのコンセプトにインスパイアされている。アーサー・コーエン、オリヴィエ・レオーネ、そしてシェフの アイザック・ロメロ(元ホリデー・カフェ)がこのレストランを支えている。生々しいグラフィック・デザインは、時に日本のキッチュのコードに翻弄される。3人とも日本文化に情熱を持っており、「 東京の居酒屋のフレンドリーで熱狂的でオフビートな雰囲気」をパリに持ち込み、モダンで超グルメな料理を提供したいと考えた。
厨房では、才能豊かなシェフ、 アイザック・ロメロが、この日のために副料理長の 市丸理紗(東京出身、元アブリ・ソバのシェフ)と共に、 日本の特産品をベースにした最先端のメニューを考案した。しかしご心配なく、ここには寿司やラーメンはなく、有名で独創的なIzakayasのタパスを始め、本物のレシピが再び登場するだけだ。
メニューは?日本酒でソテーしてキャラメリゼしただけのシイタケや、白ゴマクリームの下に敷かれた醤油漬けの卵、日本酒とニンニクと 醤油で昇華されたカラスミのたっぷりした皿。テイスティングを始めるには完璧な前菜で、その前に、卵の黄身を繊細に滑り込ませ、キャラメリゼした味噌、 ピーカン、海苔をトッピングした、素晴らしく驚くべきアボカド田楽に進む。美味しく、独創的な成功を収めた!
しかし、私たちのお気に入りは、驚くほどとろける大トロのタルタルで、おいしいわさびクリーム、 ポン酢ゆずハラペーニョ、 マス卵、 北海道産ミルクパンのスライスが添えられている。
そして、おにいさん自慢の和牛三元豚(オーストラリア産)はどうだろう?まだ食べたことのない方は、この機会にぜひご賞味ください。真の肉食系には、和牛100gプレートもおすすめだ!
もうひとつのおにいさん名物?ベジタリアン用、サモン用、大トロ用、カニとマヨネーズ用がある。
日本の名物料理には、選りすぐりの日本酒が一番。完璧なペアリングをアドバイスしてくれる。ハイボール(ウイスキーをベースにしたロングドリンク)や白ワインもある。
デザートを試食せずに帰ると思った?あなたは私たちのことをよく知らない。おにいさん」はシンプルだが効果的で、典型的なフランス料理でありながら日本風にアレンジされたスイーツを提供している。一方では、抹茶パウダーをトッピングした(本物の) チョコレートフォンダン(グルテンフリー)に夢中になり、もう一方では、黒ゴマのタルトタタンに舌鼓を打った。2つのボリュームたっぷりの超グルメなデザートは、最高の喜びを与えてくれる。小食の方には、抹茶、生姜、黒ゴマのアイスクリームもある。
おにいさんを見つけたいですか?一言アドバイス:パリのマレ地区で新しい居酒屋になる前に行ってみてください。
アルコールの乱用は健康に危険です。飲酒はほどほどに。
所在地
おにいさん
82 Rue des Archives
75003 Paris 3
料金表
Handrolls - à partir de : €6
Assiettes - à partir de : €10
Menu déjeuner : €20
公式サイト
www.onii-san.fr
予約状況
0145351460
www.onii-san.fr
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営業時間:火曜日~土曜日12時~14時、19時~23時