ダリアはお気に召しただろうか(私たちもそうだった)?ペール・ラシェーズ近くにオープンしたベンジャミン・コーエンの新しい住所であり、その姉妹店である「Jolia」を発見するまで待ってほしい。地中海の生活術をパリジャンに伝え、紹介することだ。
昼夜を問わず、ベンジャミン・コーエンと彼のチームは「中東のナイトライフの楽しみへの頌歌」としてジョリアを構想し、 「ディスコ時代の中心にあった最も華やかな時代」へのオマージュを捧げた。鏡と金茶色のベルベット、飾り気のない食器、アンティークのオリエンタルなオブジェ、この店のために作られた バーカウンターなど、豪華な内装はJaune Architectureによってデザインされた。ジョリアは確かに美しいレストランだ。
料理に関しては、ダリア・グループはジョリアの開店を機に、新しいシェフ、スティーブ・ジルバーステインを紹介する。ジルベルシュテインは、地中海料理の伝統にのっとり、 炭火で調理した メッゼ料理を提供する。
アラン・センデランス、ジェローム・バンクテル、クリスチャン・ル・スクエールの厨房で経験を積み、現在はマグニヴのエグゼクティブ・シェフを務めるこのイスラエル系フランス人シェフは、責任感のあるフレンチと季節感、そして反廃棄物というアプローチを取り入れたメニューを考案した。また、中東の伝統に則り、ジョリアの料理はすべてゲストとシェアできるようにデザインされている!
オリーブオイルを使ったふっくらとした自家製ブリオッシュ、ドゥッカ、テヒナ、ズーグ・バターを添えたマルカ・パン(12ユーロ)、タヒニ、ひまわりの種、パセリを添えたロースト・カリフラワーのフムス(8ユーロ)から始めよう;焦がしたビーツのラブネ(7ユーロ)、黒ゴマとザータルを添えて。ハチミツと赤唐辛子がほのかに香るハルーミのフライ(10ユーロ)は、爽やかなアヒ・ヴェルデ・ソースにつけて食べるのがおすすめだ。
セロリの串焼き(12ユーロ)、コリアンダーサラダ、レッドオニオンとスパイシーマヨネーズ、ニンジンとラブネの煮込み(12ユーロ)、ネギオイル、オレンジの皮とアーモンド、パースニップの砂糖漬けとグリル(9ユーロ)、ハーブヴィネグレットと砂糖漬けガーリックなど 。
中東料理店の定番、チキンの串焼きチキンシャワルマ(14ユーロ)は、コリアンダーテヒナ、ピクルスの盛り合わせ、火であぶったラファ・ブレッドとともによくできている。しかし、前菜のように、もっと力強くスパイシーな料理であってほしかった。それでも、皿に盛られた量の割には値段は手頃だ。
デザートでは、ジョリアは チェン・ジクリーの繊細さに頼っている。ピエール・エルメで修業し、現在はバラガンのヘッド・パティシエを務めるこのイスラエル人シェフは、カラマタ・オリーブのクランブルを添えたチョコレート・オリーブオイル・ガナッシュ(10ユーロ)や、クリスピー・エンジェルヘアを添えた クレメンタイン&カダイフ(10ユーロ)など、ジョリアとダリアのスイーツ作品を担当している。
これらの オリエンタルとレバンテのシェアリング料理に合わせて、この地区の祝祭的な 場所になることを目指しているジョリアは、 シェフ・ミクソロジストのルイーズ・ギントランにサービスを依頼し、素晴らしいカクテルのセレクションを考案した。自然派ワインも メニューにあり、オリエンタル・ディスコのサウンドを聴きながら飲むことができる。週末には、メッゼ、自家製パン、サビッチ・ア・ラシエットやエッグブリックといった典型的な日曜料理など、丹念に準備されたオリエンタル・ブランチが用意される!
所在地
ジョリア
123 Rue du Chemin Vert
75011 Paris 11
料金表
Mezzés, à partir de : €7
Desserts, à partir de : €8
Assiettes, à partir de : €9
Cocktails, à partir de : €12
Brunch, à partir de : €33
公式サイト
www.jolia-paris.com