ベアトリス・ゴンザレスのタコスレストランは(ついに!)念願だった。このプロジェクトが彼女の頭の中で初めて具体化し、監禁中に実現してから、実に数年になる。メキシコ人シェフは、健康危機の最中にポップアップ・タコスの 配達と持ち帰りサービスを開始し、大成功を収めた。
彼女はすでにフランス料理中心の「 ネヴァ・キュイジーヌ」と「 コレッタ」の2店舗を持っている。メキシコのストリートフードの偉大な古典を、メサ(テーブル)で味わう料理に変えたいと考えていたシェフにとって、 パリで自分の メキシコ料理レストランを開くことは当然の選択だった。
自分のルーツにとても愛着を持つシェフは、母国で充電するのが好きで、そこで創作のインスピレーションを得る。幼い頃の味を思い出しながら、甘く香ばしい料理を得意とする彼女は、常にほんの少しの酸味を加え、 タコス、タマーリ、セビーチェなど、本格的なメキシコ料理を心を込めて作っている。
ベアトリス・ゴンザレスは長いレストラン経営者の家系に生まれた。幼少期を家族が経営する2つのレストランの厨房で過ごした後、18歳でフランスに渡り、ボキューズ学院で学び、フランス文化にどっぷりと浸かり、後に夫となるパートナー、マチュー・マルカンと出会い、ルーカス・カルトンや ラ・グランド・カスケードなどの 星付きレストランで経験を積んだ。
ベアトリス・ゴンザレスは「 タコ・メサ」で、 10区にカラフルなレストランをオープンした。メニューには、純粋な伝統にのっとって調理された絶品のワカモレ(9ユーロ)、チーズと豚の串焼きのマリネをのせたり、パンチのあるチポトレ(ハラペーニョの燻製)をトッピングした豚肉のケサディーヤ( 4つで16ユーロ)、そして何よりも、ひとつひとつが最高級のタコスの数々がある。
豚のコンフィのタコス、豚の串焼きのタコス、ビーフの煮込みタコス(今パリで流行っている)、 ベジタリアン・タコス(今はキャベツのエフィロシェ風)などがある。すべてのタコスには、サルサ・ベルデ、サルサ・ロハ、サルサ・マンゴー・ハバネロという、色によって味が 変わる自家製ソースが添えられている!
甘さを加えるなら、チュロス(5.50ユーロ)がおすすめで、この場合はシナモンがスパイスとして効いている。グラスにはメキシカン・スタイルのマルガリータ、テキーラと メスカルのショット、コロナ(生)がある。
この界隈では、最も カランコロンとした店である!
所在地
タコ・メサ
40 Rue du Faubourg Poissonnière
75010 Paris 10
料金表
Assortiment de tacos, les 3 : €12.5
Tacos, les 3 : €13
Assortiment de tacos, les 4 : €16.5
Tacos, les 4 : €17
公式サイト
tacomesa.fr