プレーンであれ、チーズ入りであれ、ガーリック入りであれ、ナンは インド料理店でのランチを成功させる要だ。 インド発祥のこの小さな ケーキの大ファンなら、 ピガールから目と鼻の先にある、屋台風 インド・ナン専門の小さなレストラン、クーナをチェックしてみよう。
この新しいレストランの指揮を執るのは、キャンディス・フランとシャルリー・モロー。前者はデュカスの学校とラ・フェリシタで、後者はパリのいくつかのブラッスリーで修業を積んだインド好きの2人だ。セーヌ=エ=マルヌ県のムランに地中海料理レストランをオープンした後、インド風の屋台料理を紹介する目的で「クナ」をオープンした。
これを実現するため、二人は シェフのスダルシャン・アチャリヤと組んで料理を作り、 装飾家のマリーヌ・トゥジャスと組んで店の装飾を担当した。ボトルグリーンのタイル、銅色の前面、クナに自然光を浴びせる出窓を組み合わせた洗練された内装が特徴だ。
毎朝シェフがその場で作るナンは、伝統に従って作られている。生地はパン酵母で膨らませ、48時間寝かせる。こね、丸め、伸ばした後、インドの伝統的な窯として有名なタンドール窯に入れる。燠火(おきび)で満たされた窯は480度にも達する高温を保ち、独特の焼き上がりを体験できる。生地は内壁に置かれ、瞬時に膨らむ!クナでは、ナンは豚肉、鶏肉、魚、野菜、塩味、甘みのいずれでも注文に応じて作ることができるが、常にフランス産のものを使用する。
メニューには、インドの屋台料理の古典に敬意を表した4種類のサンドイッチがある。肉食向けのサンドイッチ2種類、魚のナン、季節によって変わるベジタリアン・サンドイッチだ。
以下の中から選ぶことができる。
クナでは、米、カルダモンシード、エンドウ豆、サルタナをベースにした ビリヤニ・ボウルや、チキン、タラ、ポーク、ベジタブルなど、この店のスペシャリテを使ったレシピも提供している。また、ジャガイモ、エンドウ豆、サルタナを使ったベジタブル・サムーサや、サンゴレンズ豆とレッドオニオンのダールなどの インド風サイドメニューもあり、自家製レモネードや フルーツ・ラッシーを添えることもできる。
ランチやテイクアウトの締めには、スプレッド入りの甘いナンや カルダモンライスプディング、サンデーが最高だ。
所在地
クーナ
39 Rue Jean-Baptiste Pigalle
75009 Paris 9
料金表
Boisson : €3
Side : €4
Dessert : €4
Naan : €9
Biryani Bowl : €9
Formule Petit Naanier : €12
Formule Naanier : €15
Formule Grand Naanier : €18
公式サイト
www.kunanaan.fr
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毎日12:00~14:00、18:00~22:00 日曜のランチタイムと月曜の夜は休業