完璧に マリネして焼いた肉、おいしいパン、 上質の自家製ソース--ケバブ成功の三要素だ。この偽りのない シンプルさを基盤に、Basisは数年来、伝統的なケバブでパリ東部を喜ばせている。
ベルヴィルに続き、ベイシスは ストラスブール・サン・ドニに 2号店をオープンする。その狙いは、この地域の他の店舗に差をつけることだ。 Basis 2』でも、マキシム・ガフォリーは同じレシピを守り続け、その結果は相変わらず見事なものだ。
FA Studioがデザインしたミニマルで近未来的な内装の店内では 、カウンターで食べることもできるし、 テイクアウトもできる。ドネル・ケバブの品揃えは豊富で、ボリュームも 満点だ。
たとえば、数メートル離れたアーメッド・ベーカリーで作られた、伝統的なドネル・ブレッドと軽めのブリオッシュ・バーガー・ブレッドの境界線上にある、この素晴らしいピタ・ブレッドだ。野菜はもちろん新鮮で、ソースはすべて自家製。
マヨネーズ、ヨーグルト、黒胡椒、タラゴン酢、トリュフオイル(通はお好みで)を使った 私たち風のホワイトソース、マヨネーズ、グリルした玉ねぎ、赤ピーマン、アルジェリアのスパイス、ハリッサを使ったアルジェリア風のDZソース、マヨネーズ、スマック、ハリッサ、ホワイトビネガー、トマトペーストを使ったサムライソースに似たベルヴィルソース、季節によって変わる その時々のソースから選べる。
そして、メニューの選択が難しい。メニューは短いが、最初から最後まで夢のようだからだ。単品かメニューの一部か、サンドイッチか プレートか(14ユーロ)、ドネルか デュラムか、チップス付きかチップスなし、ポテトチップスかサツマイモチップスか......。たくさんの選択肢がある!
メニューには3つのレシピがある:シャキシャキ野菜(サラダ、トマト、赤キャベツ、新鮮なキュウリ)入りのクラシック(10ユーロ)、とろける野菜(時期によって焼き、蒸し、揚げ)入りの ファーストクラス(10ユーロ)、サラダ、トマト、スマックオニオン、ホワイトソース、プルビバーとスマックオニオンで味付けしたトマトソースのスパイシーケチャップバージョンの入ったデュルムの おはようイスタンブール(10ユーロ)。
最後に串を選べば完成だ。どちらもカウンターの奥にはっきりと見えており、どちらも自家製だ。ジューシーでカリカリ、とろけるような食感の肉は、最低でも45分間調理された後、電気ナイフでカットされ、非常に繊細な仕上がりになる。 上質なハラール肉をマリネし、完璧な味付けを施し、外はこんがり、中はとろけるように焼き上げる。
ひとつは、カレ・ダスの骨なし フランス産鶏もも肉だけを使った串焼きだ。ダカティン(ピーナッツペースト)、アチョーテ(メキシコのカラフルで少し唐辛子の効いたスパイス)、フランス産と中国産の唐辛子、リボットのミルクを混ぜたマリネ液に24時間から48時間漬け込み、肉を柔らかくしてから調理する。
もうひとつの串は、ヨーロッパ産の ラム、子牛、七面鳥の3種類の肉をブレンドしたものだ。今回のマリネは、マスタード、プルビバー、タイム、オレガノなどのスパイシーなトルコのスパイス、トルコ産の濃縮トウガラシで味付けされている。アナトリアの調理法にヒントを得た後者は、焼き、クレピネをのせ、火山石で 少しスモーキーな風味をつける。どちらも、柔らかいパンを軽く浸すマリネや トルコ風ガレットと同様、死ぬほど美味しい。
また、やみつきになるモッツァレラ・スティック(6ユーロ)、クラシックなアメリカのアーノルド・パーマー風に アイスティーと 自家製レモネードをブレンドしたハーフハーフ(4ユーロ)、ピスタチオ、ピーカン、ピーナッツ・バター入りのグリーンキー・クッキー(3.50ユーロ)も見逃すのはもったいない。
他では味わえない、目をつぶって行きたくなるような上質なケバブだ!
所在地
ベイシス・ストラスブール・サン・ドニ
85 Rue du Faubourg Saint-Denis
75010 Paris 10
料金表
Boisson, à partir de : €3
Cookie, à partir de : €3.5
Side, à partir de : €6
Menu sandwich + frites + boisson : €14
公式サイト
www.basis.paris