サン・マルタン運河のほとりには、アフリカ料理専門の新しい場所がある。食堂兼食料品店のソレ(西アフリカの言語と民族であるソニンケ語で料理)は、アフリカとその千差万別の味と色彩への片道切符であることは間違いない。
ソレ」の創始者ソフィー・ベハールのアイデアは、アフリカ料理の開放性、共有性、和気あいあいとした雰囲気を称えること、アフリカ大陸の隅々から 本物のレシピを紹介すること、 伝統的な料理をベジタリアンや ビーガン向けに提供することなど、明確であると同時に数多くある!
アフリカ料理に馴染みのない方は、ソレでその豊かさ、美味しさ、種類の多さを知ることになるだろう。食堂では、季節によって伝統料理が登場する:ピーナッツの風味が絶妙な 牛肉またはベジタリアンのマフェ、長時間マリネしたヤッサチキン、チキンまたはベジタリアンのティエブディエンヌ、 サカサカ(マニオクの葉を砕いて茹でた、驚くほど塩辛い調理法)、DGチキンとプランテン・バナナのファランドール、アティエケ、フォニオまたはガリと一緒に食べるセネガルのティウ、パリの人々の口には馴染みがないが、とてもエキゾチックなセモリナなどだ。
サクサクの魚のフリット、ココナッツと人参と生姜のヴェルーテ、唐辛子と生姜でスパイスを効かせたササゲ 豆、そして忘れてはならないプレーンテン・バナナのアロコス。
これらの驚嘆すべき料理はすべて大量に提供され、いつも笑顔で、愛情たっぷりに調理されているのが伝わってくる。あまりにボリュームがあるので、デザートを試す余裕がないのが残念だ!ヴィーガンでグルテンフリーのピーナッツ・クッキー、バナナ・ココナッツ・ケーキ、ピーナッツ・ブラウニーも私たちを満足させてくれただろう。でもそれはまた別の機会に!
美味しいものを全部持って帰りたいなら、食料品店に行くのがマストだ!棚には、風味豊かなもの、甘いもの、ドライなもの、新鮮なもの、冷凍のもの、アフリカ大陸から直輸入されたインフュージョン、シロップ、ジュース、ワインなどが並んでいる。
油、ソース、スパイス、ブイヨン、唐辛子、そして穀物、小麦粉、豆類、チョコレート、蜂蜜、ジャム、ケーキ、お菓子...さらにはレシピ本もあるので、 伝統的なアフリカ料理の作り方を家庭で学ぶこともできる!