何年もの間、バティスト・トルーデルは、 ダットシャ、 モルドゥ、そしてフラットBというパンの宅配サービスで、平らなパンを愛して きた。 昨年、『トップ・シェフ』で注目を浴びたこの若きシェフが、ついに平たい パン専門のレストランをオープンした。
バティスト・トゥルーデルはもう引退してしまったが、「フラット・ブレッド」はストリートフード好きにはたまらない店である。ランチタイムにはストリートフードの雰囲気が漂い、夜にはビストロノミックな ダイニングセラーとなり、 自然で生きたワインを楽しむことができる。
ちなみに 平たいパンとは、小麦粉、水、塩から作られる平たいパンのことで、調理が簡単で、世界各国でさまざまな形やレシピで食べられている。地中海地方のピタ、インドのナン、南米のトルティーヤ、イタリアのフォカッチャなどが有名である。
しかし、私たちが特に好きな フラットブレッドは、ピザのように様々なトッピングをのせ、ソースでつなぎ合わせたものだ。フラット・ブレッドが 紹介するのは、まさにこのタイプのレシピで、軽くて軽快なバージョンだ。
ルネ・ブーランジェ通りにあるこの小さな屋台のテラス席や カウンターでは、シェフが様々な 平たいパンのランチメニューを披露してくれる。
例えば、ポーチドエッグの黄身、ベーコン、マスの卵、オランデーズソースが入った、同名の卵をイメージしたベネディクト・フラット・ブレッド(11ユーロ)や、タラマとザボンの タラマ・フラット・ブレッド(10ユーロ)がお気に入りだ。また、居心地の良いベッドとして、小さな雲が常にある。
新しいビストロノミック料理も同様に美味しく、ユーモアたっぷりにサーブされ、シェフが厳選したグラスワインが付くというおまけ付きだ。次にご紹介するのは、フロマージュ・ブランにザータルを添えた(良心の呵責を和らげるため)食欲をそそる クロケタ・ド・コション(8ユーロ)と、カレーの香りがする自家製 パテ・アン・クルート (12ユーロ)だ。
定番のアーティチョーク・バリグールは、さっとバーベキュー(11.50ユーロ)してスモーキーな風味をつけ、仕上げにタコ(13ユーロ)は、つまみながらでもとろけるような食感で、ピリッとした四川山椒のソースと一緒に食べると、パンを戻すのが惜しくなる。
ストリート・フードであれ、ビストロノミック料理であれ、フラット・ブレッドが変身したのは間違いない!
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