トップシェフ』シーズン14の若き優勝者、ユーゴ・リブーレがパリに初のレストラン「グルート」をオープンした。この名前にピンと来た人は、もちろん『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』からそのまま来たものだからだが、M6料理コンテストのシーズン2023を追っていた視聴者にとっては、プライベートなジョークでもある。
この 新しいレストランの名前は、トップシェフのチームメイトであるアルバーヌ・オーヴレイの忠実なタマネギの仲間に由来している。ユーゴ・リブーレが親友のアルバーヌと手を取り合ってグルートをオープンさせているのだから、驚くにはあたらない!パリ2 区のレ・アール通りから目と鼻の先で、2人はこのストリート・フードの店を開くことにした。パイ
オープンキッチンに面したカウンターにわずか10席のミニ・スペースで、 ミシュランの星付きレストラン で修業を積んだ2人は、 伝統的なフランス料理の 偉大な古典を、 ストリート・フードとガストロノミーの交差点で、 親しみやすい形で 披露するつもりだ。もちろん、食材は季節に応じて厳選される!
アラカルト・メニューには、味覚をくすぐり、舌を楽しませる 4つのレシピのパイが並ぶ。例えば、伝説的なトップ・シェフ・コンペティションで4人のMOFの満場一致の支持を得た アルバーヌのシグネチャー・トゥルテ。柑橘系バターで煮込んだセロリのコンフィをミルフィーユ状に組み上げ、ブラウンマッシュルーム、セップ、トランペットのフォレ、スモークガーリッククリーム、グラニー・スミス・アップルをトッピングした、悪魔のようにいたずらなベジタリアン・トゥルテ(16.90ユーロ)。
また、ユーゴーの トゥルテ・クラシック(17.90ユーロ)は、偉大なフランス料理へのオマージュであり、黄色いランド産家禽の柔らかな上肉、ブラウンマッシュルーム、ポルチーニ茸、死のトランペットのデュクセル、放し飼いの豚と仔牛の詰め物、キャベツのエムブレが添えられている。
メゾン・ル・ブルドネックのスモークビーフ・ソーセージ、ジャガイモ、タマネギのコンポート、黄ワイン風味、サヴォワ産ラクレットチーズを使った、寒い日にぴったりなやみつきになる料理だ。ユーゴとアルバーヌは、パイを浸すための 野菜オニオン・ジュース(1.50ユーロ)も提供している!
このボリューム満点のパイのお供に、グルートは 野菜に重点を置いた、大成功のサイドディッシュの数々を用意した:様々な調理法で作られた様々なウリ科の野菜のボウル(5.95ユーロ)、ホースラディッシュとトーストしたアーモンドを添えたグリビッシュのようなヨーグルトソースをかけたビーツのボウル(5.95ユーロ)、そして美味しいデュバリーのヴルーテ(5.95ユーロ)。デザートには、 季節のフルーツのナージュ、バーベナシロップ添え(4.95ユーロ)と軽い ティラアムース(4.95ユーロ)の2種類から選べる。
ユーゴ・リブーレとアルバーヌ・オーヴレイは、調理が非常に複雑なフランス料理の代表的な料理(特に大量に!)に取り組むことで、安易な道を選ばなかったが、見事に成功した。ぜひ行ってみてください!